ラーメンどんぶりで差がつく?選ぶポイントやお店ならではの工夫とは

飲食店

底が見えるラーメンどんぶり

ラーメン通の方々に意外と見られているのが『どんぶり』のデザイン。どんぶりを見れば、一目でどのお店か分かるという人もいる程です。一見どれも似たり寄ったりなデザインのどんぶりですが、こだわったものとそうでないものとでは集客率に関わってくることもあります。

今回はラーメン店でどんぶりが重要な理由と、どんぶり選びの際のポイントをまとめていきたいと思います。

ラーメン屋でどんぶりが重要な理由

赤いラーメンどんぶり

どんぶりはほぼすべてのラーメン店で使われている器です。色もデザインも似たようなものが多いので適当に選んでしまいがちですが、実はどんぶりにこだわることは非常に重要。まずはラーメン店がどんぶりにこだわるべき理由を3つ解説していきたいと思います。

スープをしっかりと味わえる

ラーメンは麺とスープと具材の3要素から成り立っていますが、その中でもスープはラーメン全体の味を決める重要な役割を持っています。ラーメン専用のどんぶりはスープがたくさん入るような形状になっているものが多く、お客様に自慢のスープをたっぷりと味わってもらうことができます。

一方、カツ丼や牛丼にも使えるような「多用丼」はスープがあまり入らないものが多いのです。といっても、手に持ちやすい、デザインが豊富といったメリットがあるので、多用丼が必ずしも悪いわけではありません。しかし、少なくともスープに力を入れているラーメン店は、スープをしっかりと味わえるようなどんぶりを選ぶべきでしょう。

店の宣伝としても使える

特徴的なデザインのどんぶりや、店名やロゴが描かれたどんぶりは宣伝効果が抜群です。お客様にSNSで写真を掲載していただければ、それだけで集客率をアップさせることができます。

ラーメンどんぶりを選ぶ際のポイントとは

とんこつラーメン

続いては、実際にラーメンどんぶりを選ぶ際のポイントをまとめていきたいと思います。

形状の違い

ラーメンのどんぶりには実は様々な形状があることをご存知でしょうか?提供するラーメンの特色を生かせるような形状を選ぶことで、商品の魅力をより一層伝えることができます。

高台丼・反高台丼

最も一般的なラーメンどんぶりの形状で、高台(器の足部分)に高さがあり、口元が少し反っているのが特徴です。スープたくさん入れても余裕があるので、たっぷりと味わってもらえるでしょう。

切立丼

切立丼は持ちやすい形状が特徴で、片手でも難なく持ち上げることができます。また、重ねやすさも兼ねているので、回転率が速いお店に向いています。

玉丼・玉渕丼

口元が太く、丸みを帯びているのが特徴です。具をたくさん入れても溢れづらいので、デカ盛りや特大チャーシューを提供するお店に向いています。

これ以外にもラーメンどんぶりには様々な形状のものがあり、時代や地域によって使われるものが異なる場合もあります。特にご当地ラーメンを売り出す場合は、その地域で使用される器にまで気を配ると良いかも知れません。

デザイン性やカラー

デザイン性の高い器を使用することでお店の独自性をアピールすることもできます。

たとえば北海道ラーメンを提供するお店では北海道をかたどったどんぶりを使用していたり、カフェ風のおしゃれなラーメン店ではスクエア型のスタイリッシュなどんぶりを使用いているところもあります。

このように、どんぶり1つとっても店のコンセプトをアピールする手段にしてしまえるのです。印象的などんぶりはSNSでの宣伝効果を高めてくれるため、積極的に活用していきましょう。

ただ、オリジナルデザインのどんぶりを発注するのはコストもかかります。そんな時はどんぶりの色にこだわるのも良いでしょう。たいていのラーメンどんぶりは黒か白なので、たとえば深い紺色にするだけでも少し変わった印象を与えることができます。とはいえ、あまり奇抜なカラーは食欲を減退させてしまう可能性もあるので注意が必要です。

店名の印字の有無

実際のところどんぶりに店名を印字しているかどうかは、有名店を比べても半々といったところですが、SNSでの拡散効果を期待するなら印字する方をおすすめします。その場合は印字箇所はラーメンを盛り付けた時にしっかり目に入る場所を選びましょう。

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お店のコンセプトに合ったどんぶりを選ぼう

黒いラーメンどんぶり

ここまでご説明してきた通り、どんぶりは店のコンセプトをアピールする手段にもなり得ます。反対に、コンセプトに合わないどんぶりを選んでしまうと、商品の魅力が半減してしまうことも。

たとえば「女性でも入りやすいおしゃれな店」をコンセプトとしたラーメン店で、無骨なデザインを採用するのはおすすめできません。逆に男子学生やサラリーマンがターゲットの家系ラーメンで、スタイリッシュすぎる器を採用するのもミスマッチです。

まずはお店のコンセプトを明確にし、それぞれに合ったどんぶりを選ぶようにしましょう。

ラーメンどんぶりはどこで手に入る?

ラーメンの黒いどんぶり

ラーメンどんぶりは実店舗で購入することもできますが、大量発注に便利な通販サイトもおすすめです。中でも人気のあるサイトをまとめてみましたので、ぜひを覗いてみて下さい。

ラーメンスタイル

数多くのラーメン店が利用している、ラーメンどんぶりの専門店です。名入れやロゴ入れにも対応しているので、オリジナリティ溢れる器を発注できます。

テーブルウェアイースト

シンプルで使いやすいデザインの器がお手頃価格で販売されています。どんぶり以外にも様々な商品を取り扱っているので、食器類を一式揃えるのにもおすすめです。

器彩人

昔ながらのラーメンどんぶりから、モダンでスタイリッシュなものまで様々なタイプのどんぶりを見比べることができます。

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まとめ

醤油ラーメンの白いどんぶり

いかがでしょうか?

ラーメンどんぶりは店のコンセプトをアピールしたり、SNSでの拡散効果を狙える重要なアイテムです。また、ラーメン専用のどんぶりはスープや具材がたっぷり入るつくりになっているものも多いので、自慢の味を余すことなく堪能いただくことができます。ラーメンどんぶりには実に様々な形状・デザインなものがあるので、店のコンセプトにぴったり合うものを選びましょう。

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