ラーメン店に人がくる条件とは一体何なのでしょうか。今回は、繁盛するラーメン店を考えてみたいと思います。
ラーメンといえば味。味が良ければ繁盛するのは言うまでもありません。しかし、新規客を相手にした場合、そこが美味しいかどうかは分からないですよね。食べてもらう前が集客のポイントであり、どれだけ「入りやすい」外観であるかどうかが大事となってきます。そのカギを握っているアイテムの一つがのれんや看板です。
行ったことのないラーメン店であれば、外観だったりのれん、看板といったアイテムで判断するしかありません。つまり、この部分をしっかりと整えていけば、集客に繋げることも可能なのです。
ラーメン店の顔となる看板やのれんの種類
どういったのれんや看板が良いのでしょうか。デザイン性も大事ですが、種類も重要なポイントとなります。まずは、のれんは丈の短いのれんが良いです。その理由としては、外からでも店内が見ることができるためです。
例えば、
A のれんが短く店内が見えるラーメン店
B のれんで店内の様子が隠れているラーメン店
あなたはどちらがイメージでき入りやすいでしょうか。Aではないでしょうか。
お客様の心理として初めて入るラーメン店の場合だと中の様子が気になるかと思います。のれんの丈を長くしてしまって情報をシャットダウンするのではなく、少しでも店内の様子が見えるようにして興味を持ってもらえるようにすると良いでしょう。
次に、看板です。
看板ものれん同様にラーメン店の顔をなる部分ですが、こちらは入り口前の看板や建物の上の看板と2種類があり、それぞれおすすめとなる看板が異なってきます。
店の前の看板
店の前の看板の場合だと、特に店名を入れたりする必要はありません。この部分はお客様に情報を発信するツールという意味合いが強いので「入ってみたい」と思う情報が書かれているのが理想です。
例えば…
・ランチ600円!
・1日限定10食の人気メニュー!
など、お客様の決め手になる情報を写真つきで掲載するのが理想です。それだけで、客足が伸びることも珍しくありません。
建物の看板
建物の看板は、お客様への目印となります。そして、店の第一印象を決めるポイントにもなっているので「目立つデザイン」で店の名前を入れるようにしましょう。
バランスの取れた形でのデザインであれば良いですが、単純に奇抜で派手なデザインですと、遠目でみた時に何のお店か分からないことがあります。人の目に憑きやすいデザインにすると同時に、一目でラーメン店と分かるデザインを施すことをおすすめします。
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ラーメン店に適している椅子やテーブルとは
入り口のインテリアでお客さんに店の中に入ってもらった後は、内装でも満足してもらいたいですよね。インテリアにこだわることによって他店舗との差別化が可能となります。
しかしながら、ラーメン店で提供されるのは、ラーメン以外だと餃子屋チャーハンなど、どれも油の多くテーブルに関しては油汚れに強いウレタン仕上げのテーブルになるのではないでしょうか。
また、椅子に関しても同様の理由で汚れが付きやすいものは避けるのが理想ですが、椅子の場合は出来ればクッション性のあるタイプを選んでみてはどうでしょうか。多くのラーメン店では木材ベースの椅子が多いのですが、座り心地がゴツゴツしていて、せっかくの食事の時間が窮屈になってしまいます。
ラーメン店に長居する人は滅多にいませんが、それでもラーメンを食べる時は快適に座って食べてもらえるように椅子にも気配りが必要ではないでしょうか。
ラーメン店のおくことができる小物・置物とは?
テーブルや椅子にこだわったインテリアは大事ですが、ラーメン店では限界があります。しかし、おしゃれなラーメン店にしたいという方のために、ちょっとした小物をご紹介したいと思います。
提灯
和を彩る提灯を使っていくことによって、昔ながらの雰囲気を演出することが可能となっています。照明を提灯にすれば、よりGOOD!一歩足を踏み入れればそこは江戸時代…!といった店を作ることも出来ます。
室内植物
ラーメン店に植物とはちょっと意外かもしれませんが、室内で育てることのできる植物をおけば、そこは癒しの空間となります。毎日のお手入れは少し大変ではありますが、それでも水をあげるだけですので、従業員への負担もそれほどないでしょう。緑に囲まれたラーメン店、ちょっとおしゃれですよね。
食器関係
食器関係にこだわることによって、その店だけの特徴を出すこともできます。例えば、餃子を入れる食器はチリトリ型だったりすると、面白くてお客さんの印象にも残りやすいです。このように、食器にこだわることによって、内装にこだわらなくても他店舗と差別化することは十分に可能となっています。
インテリアは上手に使うとおしゃれな空間を作れるのですが、間違った使い方をしてしまうと「物がごちゃごちゃしているだけのお店」となってしまうので注意が必要です。
おしゃれなラーメン店の参考例!
【屋台風】
ラーメンといえば、屋台。その屋台の雰囲気を店内で再現するのも面白いのではないでしょうか。入り口には「ラーメン」と書かれたちょうちんを下げて、内装は木がメイン。机や椅子も全て木材を主体とするだけで、そこは屋台の空間が広がります。
店のメニューに関しても、パソコンで印刷したものではなく、店主自らが書いておけば、なんとも言えない昔ながらの空間が広がることでしょう。
【女性向け】
女性をターゲットにするのであれば、店内の内装にはこだわりたいところです。そこでお勧めなのが室内植物を使ったインテリア。木を置くだけでなく、各テーブルに一輪の花を飾った花瓶を置くだけでも、素敵な空間となります。
この場合は、水を飲むグラスなどの食器類にもこだわって可愛いデザインで固めることによって、女性受けは抜群となるでしょう。資金に余裕があれば、壁に絵を飾ったりするのもお勧めです。
【和風】
ラーメン店と言えばやっぱり「和」のイメージが強いですよね。屋台風と少し似たようなテイストにはなりますが、赤いのれんをさげて、提灯を使ったデザインがスタンダートとなります。一目で「ラーメン屋」と分かるメリットがある一方で、どの店舗にも真似されやすくオンリーワンを作るのはちょっと難しいかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか?
以上が、ラーメン店のインテリアのコツとなります。
インテリアというと、内装などに限定しがちですが、食器や従業員の制服も立派なインテリアの一部となっています。どういった方向性のお店にしたいのか、そしてそのためにはどういったインテリアが必要なのかをじっくりと考えて素敵な空間を作り上げて欲しいと思います。そのこだわりが集客UPに繋がること間違いないでしょう。
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