ラーメンのトッピングを考えよう!人気はどのトッピング?

飲食店

醤油ラーメンのトッピング

ラーメンはもはや日本の国民食とも言え、性別年齢問わず幅広い層に需要のある食べ物です。最近はオリジナリティ溢れる創作ラーメンを提供する店も増えてきており、大きな集客効果をもたらしています。

オリジナリティを加えるには、ラーメンにのせるトッピングをアレンジするのが1番確実かつ簡単です。そこで今回はラーメンの定番トッピングから、それらを応用したアレンジトッピングのご提案をしていきたいと思います。お店でラーメンを提供したいと考えているオーナーはぜひ参考にしてみて下さい。

ラーメンのトッピングとは

ラーメンのトッピングの煮卵

ラーメンの味を決めるものは何でしょうか?

ラーメンの土台は大きく分けるとタレとスープ、そして麺という3つの要素で構成されています。各店の創意工夫が最も現れるのはたいていこの部分ですが、実際口にするまでお客様にはその工夫や味の違いは分かりません。

その点、土台の上にのせるトッピングは分かりやすく、文字通り目を引きやすいパーツです。新規のお客様を増やしたいと思ったら、まずは見た目で「美味しそう」と思ってもらうことが重要となります。

味や素材の違いはあれど、ラーメンのトッピングはどのお店でもある程度の共通性があります。まずは定番どころのトッピングをおさらいしていきましょう。

チャーシュー

数あるトッピングの中でも、チャーシューは特別な存在感を放っています。チャーシューをお店の売りにしているラーメン店はとても多く、肉の種類から調理方法、タレの味つけと随所にこだわりを現しやすいトッピングです。

角煮

チャーシューではなく、豚の角煮をメインのトッピングとしているお店もあります。トロトロに煮込まれた角煮は女性ウケも良く、チャーシューよりもこってりとした風味にやみつきになる方も多いようです。

煮卵

煮卵は黄身の半熟加減にこだわりを持つお店が多く、提供するラーメンに合わせて浸けダレの濃度を変えるといった工夫も大切です。たとえば、味の濃いスープに同じく濃い目に味付た煮卵を浮かべてしまうと、塩辛く感じてしまいます。そういった観点から、濃いスープを売りにしているお店の中には、味のついていないゆで卵を採用しているところもあります。

メンマ

シャキシャキとした歯ごたえのあるメンマは、ラーメンの良いアクセントになってくれます。薄いメンマが控えめに添えられているラーメンもあれば、存在感のある分厚いメンマが浮かべられているラーメンもあり、お店の個性が現れます。

海苔

海苔をのせたラーメンは必ずしも多いわけではありませんが、近年は店名やお店のロゴを印字した海苔を使うラーメン店が増えてきています。こうすることで、SNSに掲載された時にお店の名前を一目でアピールすることができ、より高い集客効果を見込むことができるのです。

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味ごとで違う?定番トッピング

味噌ラーメンのトッピング

スープとトッピング、お互いを引き立てあう組み合わせにはある程度法則性があります。まずは味ごとの定番トッピングを把握し、そこからお店のオリジナリティを見つけていきましょう。

醤油ラーメンのトッピング

醤油スープはラーメンのオールドスタイルに最も近く、子どもからお年寄りまで愛される味です。トッピングも、チャーシューにメンマやナルトといった、多くの人が想像する「ラーメンの具」のイメージに最も近いのもこのタイプです。

塩ラーメンのトッピング

あっさりとした塩ラーメンにはワカメやコーン、コクをプラスするバターなどをトッピングする場合が大半です。また、キャベツやもやし、豚肉を用いた野菜炒めをのせるお店も多く、比較的トッピングの種類は控えめな傾向にあります。しじみなどの出汁を使った塩ラーメンだとそのままトッピングとなりますね。

味噌ラーメンのトッピング

コクのある味噌ラーメンには、アッサリとした食材を合わせるパターンが大半です。モヤシや白髪ネギといった野菜をどっさりと盛るパターンが多く、そこに定番のチャシューやメンマをのせたり、コーンを加えているものも頻繁に見かけます。さらにコクをプラスためにバターをのせることもありますが、好みの分かれる風味になるため追加トッピングになっているお店も多いですね。

豚骨ラーメンのトッピング

現代のラーメン店において、豚骨スープは最も多く見かける味付けです。中でも豚骨醤油をベースとした「家系ラーメン」の勢いは目を見張るものがあります。家系ラーメンはライスをセットにすることも多く、スープの染みた海苔をごはんにのせて食す様式が一般的なことから、トッピングの海苔は欠かせないアイテムです。その他のトッピングは肉を主体とした食べ応えのあるものが多く、ほうれん草や菜の花といった緑の葉物野菜が加わる場合もあります。

一方、「博多豚骨ラーメン」においてはチャーシューにネギだけといったシンプルなトッピングも多く、そこに卓上に備え付けられた紅ショウガ等を用い、お客様のお好みの具材を足してもらうパターンが散見されます。 

変わり種のトッピング

変わり種のトッピング

続いては変り種のトッピングをご紹介していきます。一見ラーメンには合わなそうな組み合わせも、試してみると思わぬマリアージュを生み出してくれることがあります。

パイナップル

果物は洋食のソースや中華料理の具材として頻繁に用いられる食材です。ラーメンとパイナップルはかなり異色の組み合わせに見えますが、甘みと酸味があっさり目のスープにマッチします。

鮎ラーメンは鮎出汁のあっさりとしたスープに、焼いた鮎を丸ごとのせたインパクトのあるラーメンです。スープに用いる「出汁」は各店趣向を凝らす部分だと思いますが、出汁に用いた食材をトッピングすることでそのラーメンのコンセプトを前面に押し出すことが可能です。

カニ

魚介類をトッピングしたラーメンは数多くありますが、カニは特別な高級感を演出することのできる食材です。普段あまりラーメンを食さない層にもアプローチすることができます。

トッピングを考えるポイント

色々トッピングがのったラーメン

最後に、オリジナリティのあるトッピングを考え出すポイントをご紹介していきます。

ラーメンのコンセプトを明確にする

まずはじめにラーメンのコンセプトを明確にすることが大切です。ターゲットはどの層なのか、持ち味はどこなのかといったことを1つずつ書き出していきましょう。

お店自慢の食材を選ぶ

お店自慢の食材があれば、まずはそれを採用するのがおすすめです。たとえば有機野菜にこだわっているお店ならば、野菜たっぷりのラーメンを考案し、そこから健康志向ラーメンや女性ウケに特化したラーメンにしていくといったように、ラーメンの方向性も決定しやすくなります。

盛り付けにもこだわる

昨今はSNSでの拡散効果が大きな集客を生むことから、見た目のインパクトはかなり大切です。トッピングの中でも、特に主役となる食材が自然と目立つような盛り付けをしましょう。

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まとめ

おいしいラーメン

いかがでしょうか?

ラーメンのトッピングはビジュアルのインパクトを高めるだけでなく、そのラーメンのコンセプトを分かりやすくアピールできる大切な要素でもあります。変わり種ラーメンは話題になりやすいため、ぜひオリジナリティ溢れるトッピングを考案してみましょう。

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