パスタの種類にはどんなものがある?麺の形状やその特徴を知ろう!

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おいしそうなボロネーゼ

パスタは日本人にも馴染み深い麺類であるため、レストランやカフェの定番メニューでもありますよね。特にパスタは若い女性に好まれる傾向があるので、レギュラーメニューに加えれば女性への集客効果を見込むことができます。

一口にパスタといっても、実はその味や形状、調理方法などは様々。大きなスーパーや輸入食品を扱うお店に行くと、普段目にすることのないような形のパスタを見ることができます。一味違ったパスタを採用すれば、オリジナリティ溢れるメニューをつくることができそうですね。

そこで今回は、パスタの種類や様々な調理方法について触れていきたいと思います。

パスタの種類や分類はどういったものがあるのか

ペンネのパスタ

パスタの種類は、麺の形状、調理方法、乾燥の有無などによって分けることができます。

「トマトソースにはこのパスタ」というように、組み合わせによってワンランク上の美味しさを引き出すことも可能です。また、普段なかなか目にしないような形状のパスタを使えば、それだけで華やかな一皿になり、料理を目でも楽しんでいただけますね。

次項からは、パスタの種類について詳しく掘り下げていきましょう。

パスタの種類〜乾燥・生〜

生麺のパスタ

パスタは多くの麺類と同様、乾麺と生麺に分けることができます。

家庭の食卓では、長期間保存しやすく、手軽に食べることができる乾燥したパスタが一般的です。一方、生パスタは保存には向かないものの、もちもちとした食感で、食べ応えがあるのが特徴です。

パスタ専門店などでは生パスタを売りにしているところも多いですが、メニューの1つとして取り入れる場合は、保存しやすい乾麺がおすすめです。

パスタの種類〜麺の形状〜

複数種類のパスタ

私たちが普段食しているパスタは、所謂「スパゲッティ」と呼ばれるストレートのロングパスタや、マカロニのような形状のショートパスタが主流であるとされます。実は、マカロニも厳密にはパスタの1種なのですが、日本ではサラダ等に混ぜて副菜として調理されることが多いですよね。

パスタには実に様々な形状があり、パスタの形状に合った適切なソースを選ぶことで美味しさを増すことができます。

ロングパスタ

主に細長い麺状のパスタを差すロングパスタは、一般家庭からレストランまで、様々なシーンで使われています。

  • スパゲッティ
    日本でパスタといえば、このスパゲッティが最も馴染み深いでしょう。太さによってゆで時間や食感が異なり、様々なソースに合うオールマイティなパスタです。
  • カッペリーニ
    形状はスパゲッティに酷似していますが、太さ約1mmと非常に細く、スープパスタや冷静パスタに使われることの多い種類です。
  • フィットチーネ
    平たい麺状のパスタのことで、野菜を練り込んだカラフルなものも見受けられます。様々なソースに合い、見た目も華やかで食べ応えがあるのが特徴です。
  • パッパルデッレ
    日本のきし麺のような平たい形状をしており、カルボナーラをはじめとした濃い味付けのソースによく合います。幅がフィットチーネの2倍程もあり、見た目も食感もラザニアに近いパスタです。
  • リングイネ
    一見スパゲッティに似ていますが、断面が楕円状になっているのが特徴。バジルソースにはこのリングイネが合わせられることが多いです。
  • ラザニア
    板状のパスタです。ミートソースとホワイトソース、ナスやほうれん草といった野菜を交互に重ねていき、オーブンで焼くという調理法が一般的。

ショートパスタ

ロングパスタとは対称的に、太く短い形状が特徴です。中央に空洞があり、円筒状になっているものが多く見受けられます。

  • マカロニ
    円筒状のパスタで、日本でも馴染み深いショートパスタの一種です。日本ではサラダに入れたり、グラタンにするのが一般的ですが、海外では通常のパスタ同様ソースに絡めて食べることもあります。
  • ペンネ
    見た目はマカロニに似ていますが、両端が斜めにカットされているのが特徴です。「ペンネ・アラビアータ」をはじめ、トマトソースによく合います。
  • ファルファッレ
    リボンや蝶に形容される形状をしており、様々なソースによく合います。見た目が華やかになるので、サラダの飾りとして用いられることもあります。
  • コンキッリェ
    貝殻のような形をしたショートパスタです。様々な調理方法が確立されており、ソースに絡める以外にも、サラダやスープの具材として用いられることもあります。
  • ニョッキ
    日本の団子のような、楕円形の形をした塊状のパスタです。ジャガイモを用いて作られることが多いとされます。その他にもカボチャやさつま芋を使ったり、野菜を練り込むこともあります。

パスタの種類〜調理法〜

平たい麺のカルボナーラ

パスタはまったく同じ麺でも、絡めるソースによって実に幅広いメニューを作り出すことができます。日本でもお馴染みのソースは、主に以下の4つです。

トマトソース

ナポリタンやミートソース、アラビアータなど、トマトベースのパスタソースは定番中の定番です。ベーコンやひき肉といった肉類だけではなく、魚介類や野菜、チーズにもマッチします。トマトベースには大概の食材が合うので、アレンジ次第でお店独自の商品を生み出すことができそうですね。

クリームソース

生クリームや牛乳をベースとしたクリームソース系パスタといえば、日本ではカルボナーラが最も有名だと思います。こってりとした味わいで小さなお子様や男性からも人気があるだけでなく、様々な食材を合わせることができます。

オイルソース

オイルソースの中ではペペロンチーノが有名ですね。オリーブオイルににんにく等で香りづけをし、具材は比較的シンプルにすることが多いです。調理が簡単なので家庭で作られることも多いメニューのため、飲食店で提供する際は一味違った工夫やアレンジを施したいところです。

和風ソース

明太子ソースやきのこソースなど、和風アレンジも数多く知られています。日本人の口に合うので子供からお年寄りまで人気があり、比較的さっぱりと食べることのできるメニューが多いのもメリットの1つ。

この他にもバジルソースやスープパスタ、パスタサラダなど、パスタの食べ方は多岐に渡ります。お店独自のメニューを創作するために、まずは色々な味を食べ比べてみましょう。

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どのパスタを採用するのか?決めるポイントとは

パスタ料理の調理

まずはパスタをどのように提供したいかについて、具体的にイメージしてみましょう。

「3種類程メニューに加えたい」「クリームベースのパスタを1つは入れたい」「期間限定で冷製パスタを提供したい」というように、おおまかなイメージが掴めればおのずと答えは見えてきます。

たとえば3種類程パスタメニューを増やしたい場合は、トマト・クリーム・和風といったように、味付けに幅を持たせればお客様にお好きなメニューを選んでいただけます。クリームベースのパスタを入れたいなら、クリーム系によく合うフィットチーネやパッパルデッレがおすすめです。冷製パスタにはカッペリーニが適していますし、期間限定で出すならば保存の心配をする必要はさほどありません。

このように、まずはお客様にどのようなパスタを提供したいかを考えていきましょう。

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まとめ

クリームパスタとパン

いかがでしょうか?

パスタは形状や調理方法などによって、実に様々な幅を生む奥深い具材です。そのため、実際にどのようなパスタメニューを提供していきたいかを明確にイメージして、メニューに適したパスタを選択することが肝心です。

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