みなさんの居酒屋では、「サラダ」のメニューに力をいれているでしょうか?もしあまり力を入れていないとしたら、それは非常にもったいない話です。なぜなら、サラダはお客様にとっては「ついで」ではなく、「意識をして」注文するメニューだからです。考え抜かれた他店にない美味しいサラダメニューがあれば、またそれが来店の動機づけになり集客力が増すのです。
そこでここでは、サラダが人気の理由やサラダの種類、サラダにまつわる様々なデータをご紹介します。
サラダメニューが人気な理由
なぜそこまでサラダにこだわらなければならないのか、まだ腑に落ちないひともいるかもしれません。サラダにこだわる理由は「お客様が求めているから」です。
野菜が必須メニュー
日常的な食事で消費者が何に1番重きを置いているかご存知ですか。Niftyニュースによれば、1位は「栄養バランス」で47%、2位は「塩分を摂り過ぎない」で43%、3位は「朝食を必ずとる」で42%でした。つまりなにをおいても、食事の栄養バランスにはこだわっているのです。当然、それは「野菜をしっかりと食べること」です。
ほかのアンケートでもそれは証明されています。アサヒビールの調査では、「野菜中心の食事を心掛けている」という人が第1位でした。つまり、これだけ生活習慣病やメタボと言ったことが問題される中では、野菜をいかにしっかり摂るかが食生活上の最優先課題なのです。
「身体のために食生活で気をつけていることは?」
- 野菜中心の食事を心掛けている 48.2%
- 朝・昼・晩と三食しっかり食べている 46.0%
- 牛乳やヨーグルト、チーズなど乳製品の摂取を心掛けている 42.8%
- 塩分を控えている(薄味にしている) 28.9%
- 水をこまめに摂取するようにしている 28.7%
- 食べ過ぎ・カロリーの取りすぎに気をつけている 28.1%
- 好き嫌いや偏食をせず、バランスのいい食事を心掛けている 24.8%
- なるべく食事は手作りしている 21.0%
- 夜遅い時間に食べ過ぎないようにしている 17.4%
- 油分を控えている 15.6%
居酒屋でもサラダは定番メニュー
上記の結果は、居酒屋でも当てはまります。
「居酒屋で必ず頼むメニュー」
- 鶏の唐揚げ 23.1%
- なんこつの唐揚げ 17.5%
- 焼き鳥 17.1%
- 枝豆 9.7%
- フライドポテト 9.4%
- サラダ 6.9%
- 刺身盛り合わせ 6.7%
- だし巻き玉子 4.9%
- たこわさ 2.7%
- ホッケ 1.6%
居酒屋でも、サラダは気が向いたら頼むのではななく必ず頼むメニューなのです。刺身の盛り合わせを押さえての6位ですから、居酒屋でも野菜をしっかりとるためにサラダを必ず注文する人がかなりいるということをが分かります。このように、居酒屋の経営者の方はサラダをないがしろにせず、しっかりと考えてメニュー化する必要があるのです。
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サラダの種類にはどんなのがある?
ではメニュー化をしっかり考えるとしてサラダの種類の概要を見てみましょう。サラダにはどのような種類があるのでしょうか。
コールスロー
細かく切ったキャベツを、マヨネーズ系やオリーブオイル系のドレッシングで和えたサラダです。
グリーンサラダ
これは野菜をいろいろと使ったサラダです。厚生労働省が定めた「1日に必要な野菜の量は350g」で内訳は「淡色野菜230g、緑黄色野菜120g」です。つまり、レタスやキャベツ、タマネギだけの野菜ではその必須条件を充たさず、ブロッコリーや小松菜、ピーマンやトマト、ニンジンといった緑黄色野菜をとる必要があるのです。これを逆に言えば、ブロッコリーや小松菜、ピーマンやトマト、ニンジンなどをしっかり入れた「厚生労働省推薦ヘルシーサラダ」などがメニュー化できるのです。それは健康を気にしている人のニーズをしっかりつかめるでしょう。グリーンサラダにはそれだけのポテンシャルがあるのです。
シーザーサラダ
これも人気のサラダメニューです。正式なレシピはロメインレタスの上に、ニンニク、塩、コショウ、レモン汁、オリーブオイルで作ったドレッシングをかけ、削ったパルメザンチーズとクルトンをトッピングするというものです。中には半熟卵を乗せる店もあります。それ以外にも、グリルした鶏の胸肉、エビ、ステーキ、サーモンなどをトッピングして、バリエーションを出してもよいでしょう。
ポテトサラダ
ポテトサラダはどの居酒屋でもメニュー化しているありふれた料理のようですが、本格的に作ると非常に美味しいものができます。たとえば、火を通したジャガイモをマヨネーズで和える際、少量のオリーブオイルを加えると、水っぽさが抜け風味が増します。あるいはマヨネーズの代わりに酢と植物油で作ったドレッシングを和える場合もあります。少量のマスタードを加えてもよいでしょう。このようにいくらでも工夫ができる、つまり人気メニューになる可能性があるのがポテトサラダなのです。
パスタサラダ
1~2種類のパスタを酢と油、マヨネーズベースのドレッシングで味付けサラダです。サラダというよりはオードブルや場合によってはメインディッシュとして提供されます。
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居酒屋で人気のサラダとは?
このようなサラダを人気メニューにするためにはやはりデータが肝心です。居酒屋では男性もサラダを頼みますがやはり主要顧客は女性です。女性が望むのでサラダを頼んだり、女性がいるからと気を使ってサラダを頼むのですから、女性の好きなサラダランキングを見ておくことは重要です。
「女性の好きなサラダランキング」
- ポテトサラダ 66%
- 和風サラダ(豆腐、大根など 60%
- 温野菜のサラダ 56%
- シーザーサラダ 53%
- 冷しゃぶサラダ 45%
- マカロニサラダ 41%
- ツナサラダ 40%
この中で特筆すべきは、温野菜のサラダは女性では56%ですが男性では26%しかないということです。それだけ温野菜サラダは女性人に気があるのです。同じようなものが冷しゃぶサラダです。
まとめ
いかがでしょうか?
サラダにこだわると言っても、レシピが複雑になるわけではありません。ひと手間加えるか、居酒屋にないような、それでいて調理の簡単なものを投入するだけです。それで女性のオーダー率が高まれば顧客単価も上がりますし、更にはそれが人気メニューになれば、集客力のアップにもつながります。ぜひサラダをないがしろにせず、しっかりこだわってメニュー化しましょう。
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