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ここ数年、「朝活ブーム」とも言われているほど早朝から活動する人が増えています。昔の人はブームと呼ばなくても早寝早起きをしていたけれど、現代人は遅寝遅起きが一般的です。健康ブームと同時に朝から活動することでポテンシャルの発揮能力が高まると世の中に広がり、日本でも見直すようになりました。そして、このブームに乗って朝活を実施している人をお店に呼びたい企業も増えて来ています。
今、朝活需要が高まるなか、飲食店は朝活を呼び込むメニューや店つくりに取り掛かっています。
今回は、朝活人をビジネスのターゲットとして飲食店で呼び込む方法をご紹介します。

朝活とは
朝活とは、名前の通り「朝」に活動をするという意味です。
学校や仕事の前の、普段寝ているその時間を利用して、仕事や勉強などへあてる時間を作り活動をします。
勉強や仕事だけでなく、趣味や健康づくりといった幅広い範囲で活動を対象としているので、日々の生活で時間が足りない人や生活リズムを作りたい人に有意義なゴールデンタイムになります。
朝活でカフェを利用する理由
一部の朝活をする人には、目覚めの1杯にコーヒーを飲む習慣があります。ぼんやりとした頭を醒ましてくれるカフェインを求め、朝早くからカフェに立ち寄る人が増えています。
普段の生活でも、コーヒーを最初の一口目にする人がいるのと同様です。
また、カフェを利用する理由はそれだけでなく、朝から手間がかかる料理の負担を軽減してくれることもあって、食事を目的として来店するお客さまもいます。
朝活する人をジャンル分けすると大まかに4種類のカテゴリーに分けられます。
- 趣味
ツーリングやランニングなど多種多様な趣味を朝の静かな時間で没頭する人。 - 勉強
深夜遅くまで眠気と戦い、頭に入らない状況よりも早寝早起きの朝活で勉強をする人。 - 健康
夜型や生活習慣の改善を朝活から変えようとする人。 - 仕事
「早起きは三文の徳」とことわざがあるくらい朝、何かをするには都合がいい。溜まった仕事や先々に向けての仕事をする人。
大まかではありますが、この4種類のカテゴリーの人たちが朝活を実施しています。
ターゲットを絞ったメニューにするのもいいですし、朝活をする人たち全員が来店するメニュー作りにするがやはり一番でしょう。
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朝活で利用してもらうには何時にオープンすればいい?
朝活をする人は、午前5時から6時の間に活動を始める傾向があるます。仕事や学校が始まる1時間前に朝活の時間を作っている人が多く、その人たちに合わして開店時間を決めるのも一つのプランニングです。しかし、早い時間でもお客さまが必ず来店する訳でもなく、遅すぎてもカフェに立ち寄ってくれるお客さまをとり逃してしまいます。
では、朝活で人気のお店を参考にオープンする時間を考えてみましょう。
『ノードカフェ』
梅田駅から徒歩10分圏内にある噛みごたえのあるベーグルが評判のお店。平日7:30からオープンと駅近なので通勤や通学前にも立ち寄れます。
- 住所
- 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目1-3 大阪駅前第3ビル
- 営業時間
- 平日7:30〜21:30,土曜10:00〜21:30,日曜・祝日10:00〜21:00
- ジャンル
- カフェ・ベーグル
- 座席
- 101席
『アクイラ・ウォランス』
シンプルなサラダにガッツリお腹に入れたい人にはイタリアンピザが食べられます。山下公園近くにあるのでウォーキングやランニング後にも寄れます。
- 住所
- 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町204-1 ダイワロイネットホテル横浜公園 1F
- 営業時間
- 朝食)平日:7:00〜10:00,休日7:00〜10:45
- ジャンル
- イタリアン・カフェ
- 座席
- 86席
- 参考HP
- http://al-tair.jp
『ナッツ』
昭和古きから続いている無駄がないシンプルなサンドイッチやトーストが食べられます。純喫茶で朝活を考えている人にぴったりです。
- 住所
- 〒111-0034 東京都台東区雷門1丁目5-9
- 営業時間
- 平日8:00〜20:00
- ジャンル
- 喫茶店
それぞれお店のジャンルや提供している料理が違いますが、オープン時間を何時にしようか悩んでいる人にあくまで参考としてください。
朝活にぴったりのモーニングメニューを考えよう
朝食メニューを提供しているカフェによくあるのは、サンドイッチやトースト、フレンチトーストなどコーヒーと一緒に合わせても食べられるメニューです。他にもスクランブルエッグや目玉焼きに定食といったメニューを提供しているカフェがあります。
お店によって朝食として提供するメニューは変わりますが、イタリアンであればカプチーノやエスプレッソにマフィン、フレンチならクロワッサンをメニューにするのが王道です。
また、全国男女を対象にした”朝食に関するアンケート”では、朝食を食べる人は約8割近くであり、習慣や食生活を気にしています。一方で、朝食を食べない人は、朝食を食べない習慣や食欲がない人が約7割を占めています。
それらを踏まえて、朝活で朝食目当てに来店するお客さまには、食欲をそそり健康に気を遣ったメニューを提供することが、朝食を摂る、摂らない人をターゲット化できます。例をあげるとすれば、作業の合間に手軽に食べられるサンドイッチや有機野菜を使ったサラダなどの健康に意識をしたメニューをモーニングメニューが挙げられます。
朝活モーニングメニュー提供をSNSでPR!
朝活は一人でやるには長続きしづらく、強制感がないので支える何かがなければないと続けることが困難です。そこで一つのアイテムとしてSNSの登場です。
SNSが朝活に最適なのは、同じ仲間や応援してくれる場所を広範囲で見つけることができます。朝活に参加する前にSNSで事前に知ることができるので、SNSの力は大きいです。そんなSNSを上手に使えば、大きな宣伝効果にもなります。
ホームページがあれば更にたくさんの人が見てくれる可能性がありますが、ホームページがないカフェでもSNSだけで十分集客を得ることができます。
日本で利用者が多いSNSは、Twitter・LINE・Facebook・Instagram・YouTubeが主に生活の一部のように使われています。それらSNSから新メニューや定期的にお店の情報を配信することでお店の情報を見てくれる人がいます。そして、実際に足を運ぶきっかけにもなります。
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まとめ
最近、朝活とは聞かなくなったくらいに朝活は当たり前になっています。
日々、変化する外食業界ですが、変化に対応しながら自店の個性を失わずに経営をすることが維持・経営好転へと歩めるチャンスになります。朝活を利用して、カフェを盛り上げる判断材料として参考にしていただければ幸いです。
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