皆さんは「前掛け」と聞いてどのような物を思い浮かべるでしょうか?「前掛け」とは、腰に巻くエプロンのような物のことです。そのお店のロゴマークや標語が入っていたり、何かと目立つ前掛けですが、他の飲食店と比べて居酒屋に多いような気がします。スタッフにユニフォームを支給している飲食店は多いですが、どうして居酒屋には前掛けをつけている店員が多いのでしょうか?
今回は前掛けの役割と、前掛けを購入できるおすすめショップをご紹介していきたいと思います。
前掛けの役割
「前掛け」は冒頭でもお伝えした通り、腰に巻くタイプのエプロンというとイメージが沸きやすいかと思います。服を汚さないようにするのが主な着用の目的で、濡れた手をふいたり、汚れをぬぐう時にも活用できますね。
実は前掛けとは日本古来からある衣服で、発祥は室町時代にまで遡ります。確かに時代劇などを見ていても、蕎麦屋の店主が前掛けをしていたりしますよね。その役割からも分かる通り、前掛けは「日本版エプロン」と呼べる代物です。西洋のエプロンが主に上半身をカバーするのに対し、前掛けは下半身をカバーするのが特徴です。
この特徴からも分かる通り、前掛けの一番の役割は「腰を守る」というもの。前掛けをしていると腰紐で骨盤がぎゅっと締め付けられるので、重い物を持っても腰を痛めにくいのです。
また生地が分厚いので服が破れるのを防いだり、怪我から身を守ってくれる役割もあります。昔は道具や箱が木製だったり、炎と近い位置で作業をする場面も多かったので、分厚い前掛けが重宝されたのです。
昔は労働者だけではなく日々の汚れ仕事でも前掛けを使用する場合が多かったのですが、現代ではすっかり西洋のエプロンが普及しています。カフェやレストランなどでも、スタッフは制服の上にエプロンを着用している場合が多いですよね。では、どうして居酒屋に限っては前掛けを使用するお店が多いのでしょうか?
居酒屋で前掛けが多い理由
現代社会ではすっかり出番の少なくなった前掛けですが、一部では前掛けを着用する習慣が脈々と受け継がれてきました。
その1つが酒蔵です。酒蔵は100年以上続いている蔵も多く、昔からの慣例を繋いでいくという風潮があります。居酒屋と酒は切っても切り離せない関係にあるので、そういった酒蔵の風習を踏襲しているお店が多いのです。また、その昔前掛けは商売人たちがこぞって身に着けていたこともあり、商売に対する気概を表現するため、前掛けを採用しているところも多いそうです。
さらに前述の通り前掛けには腰骨をぎゅっと締め付ける効果があるので、ビール瓶のケースなど、重たい荷物を運ぶ居酒屋にとってはなくてはならないもの。
このように、慣習と実用性から、前掛けを採用している居酒屋が多いというわけです。
居酒屋の定番前掛けはこれ!
前掛けには決まったデザインがあるわけではありませんが、こと居酒屋においては同じような前掛けを使っていることが多いです。お客様に「居酒屋にきた」という雰囲気を味わっていただくためにも、居酒屋の定番様式をおさえておくことは大切です!
そこで続いては、居酒屋の前掛けで定番のデザインをご紹介したいと思います。
ネイビーの前掛けが基本!
前掛けのベースとなる布はネイビーが基本です。黒地を採用しているお店もありますが、いずれにしても汚れが目立ちづらい色を選ぶと良いですね。生地は厚手で丈夫なものが多く、デニムが採用されることもあります。
白のロゴプリント
ネイビーの布地に加え、白のロゴプリントも居酒屋の定番となっています。暗めの生地に文字が際立つことに加え、清潔感を演出することもできます。
また、お店のロゴ以外にも、標語や挨拶をプリントするお店も増えています。前掛けには元来お店の宣伝をする効果もありますので、ロゴを目立たせつつオリジナリティ溢れるデザインを考案しましょう。
腰紐は赤
さらに、腰紐は赤を採用しているところが多いです。中には腰紐を布地と同じしているところもあり、落ち着いた印象に仕上げることができそうです。
前掛けはどこで手に入るの?
現在の前掛けは「仕事着」に分類されるため、普通の洋服屋さんではまず見かけません。実店舗型で購入できるお店も少ないので、ネット通販を利用するのが基本になります。
また、完全オリジナルの前掛けを発注できる業者もあります!デザインを決めるのが苦手という方は、いくつかテンプレートが用意されているショップを選ぶと良いでしょう。
「前掛け専門店Anything」は、職人が作り出すこだわりの前掛けを、リーズナブルな価格で購入することのできるショップです。丈夫で体にフィットする前掛けは、色落ちしにくいので長期間使っても色あせません。
オーダーメイド前掛けはロゴからレイアウトまで自由に決められるフルオーダー前掛けの外、入れたい言葉と書体を選ぶだけでスタイリッシュなデザインに仕上げてくれるセミオーダー前掛けも取り揃えられています。
「JET CHOP」はオリジナルTシャツをはじめ、飲食店でも使えるオリジナルユニフォームを購入できるお店です。発注数が多くなる程1枚あたりのお値段をおさえることができ、大量発注を考えているオーナーにおすすめです。もちろん少ない枚数からでもお得に作れるので、小規模店にもぴったりです。
まとめ
いかがでしょうか?
「前掛け」は日本のエプロンとも言える伝統的な仕事着です。近年は使用される機会がめっきり減りましたが、酒蔵で多く用いられたことや利便性から居酒屋で採用されることが多いです。現代では前掛けを扱っているお店が減ってきているので、ネットショップでの注文がおすすめ。オーダーメイドで1からオリジナル前掛けを作れるお店もあるので、ぜひ検討してみて下さい!
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