増店で成功したい経営者は必見!人手不足でも店を出す攻めの飲食店経営【開業者事例あり】

開業・経営
飲食店経営で増店の意味

経営者なら商売が繁盛してくると同じやり方を踏襲して増店を検討するかと思います。店舗を増やす際の気をつけるべき点は大きく分けて5つあります。商機がやってきた際に慌てず失敗しないようにチェックしておいてください。

そもそも増店の意味とは

店舗を構えて商売を始めること、開業することなどを意味する表現。

「店を出す(みせをだす)」の意味や使い方 Weblio辞書

増店で調べると「店を出す」ことと同義語として出てきます。基本的には出店することと同じ意味ではありますが、違いはそれが一店めであるか二店めであるかといった数と経験・ノウハウにあります。つまり増店は一店めが軌道に乗った上でその商機を拡大するために行う出店と言い換えることができます。

1. 増店に関する経営計画

増店は売上を伸ばすことに欠かせないことはもちろん、仕入れや人材採用などリスクヘッジにもなることから経営戦略で重要な判断の一つです。既に繁盛している一号店の成功要因を因数分解して、そこからどのように経営資源(ヒト・モノ・カネ)を拡張していくのかといった視点を持った増店に伴う経営計画を検討しましょう。

2. 増店のための資金問題

新規出店は初期の設備投資がかかります。そのための資金は自己資金で賄えるのか試算することになると思います。難しいようであれば金融機関やクラウドファンディングなど外部から資金調達を検討することになるので、資金繰りの計算を綿密にしましょう。

3. 増店先の立地や物件調査

増店時の出店場所のポイントは「既存店舗との距離」です。店舗間の距離が近い場合は、働くスタッフの勤務シフトが効率的に組めるメリットがある一方、お客様の取り合いになって上手くシナジー効果が発揮できないデメリットがあります。増店先の商圏を十分理解した上で、どのように既存店舗と棲み分けを行っていくかを考えましょう。

4. 増店時の研修や採用

一号店はオーナー自らが厨房に入って切り盛りしているケースが多いかと思いますが、店舗が増えることで全ての店舗に目を配らせることは物理的に難しくなります。店舗のサービス品質を維持するためには、採用選考基準や既存店舗の研修をきちんとマニュアル化するほか、将来的に出来る従業員を抜擢して店長として経営を任せる必要が出てくるので頼れるマネージャーを普段から育成しておきましょう。

5. 増店時の経営方針

例えば飲食店で増店する場合、全店で安定した品質と価格の商品を提供するためにセントラルキッチンを立ち上げるか、または個別に各店舗オリジナルのメニューを許容するかどうかといった経営方針の違いがあります。前者であれば初期コストはかかりますが、成功している多くのチェーン店がセントラルキッチン方式を採用しているように、安定的に店舗拡大しやすくなるので、資金に余裕のある場合はおすすめです。後者は、従業員のモチベーションを高める経営判断です。本部で集中管理しないのでコスパが悪くなりますが、昨今の人手不足に対応して働きがいのある職場として雰囲気がよくなるので、有望な人材が確保できているのであれば部下に任せてみましょう。

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増店を視野に入れて検討中の方におすすめの増店に関するインタビュー記事をご紹介いたします。

飲食店経営で増店の意味

会計データを手書きでノートに書き写し税理士さんに渡していたばんざい家さま。2店舗・3店舗と増店していくにつれ手作業が課題となってきたところ、ユビレジとTKC会計ソフト(FXシリーズ)を連携して解決しました。

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