和スイーツはやっぱり人気!?人気の理由を徹底検証してみました

飲食店

白玉ぜんざい2つ

SNSや雑誌などでよく取り上げられている和スイーツ。生クリームやバターをたっぷり使ったケーキもいいけれど、日本の伝統的な和菓子がやはり舌になじみ、ほっとくつろぐとして和スイーツ人気が高まっています。

フレンチレストランでも、デザートに和の食材を用いた、甘さ控えめのスイーツを提供するお店が増えています。国内だけでなく海外からも注目されている和スイーツは、美容と健康志向の高い海外セレブが日本食と和スイーツを目当てに訪日する人をも生んでいます。

そこで今回は、和スイーツをメニューに取り入れる際に役に立つ情報をご紹介しますので、参考にしてください。

和スイーツとは

あんころ餅6つ

「和スイーツ」とは、和菓子のことです。しかし、最近では日本の伝統的な和菓子だけでなく、抹茶ティラミスのように和の食材と洋の食材を使った新作和菓子も含め和スイーツと呼ぶことが一般的になっています。

まずは、伝統的な和菓子にはどのような種類があるのかについて、基本的なことから見ていきましょう。

和菓子は、「生菓子」「半生菓子」「干菓子」の3種類があります。これは、お菓子に含まれる水分の量と保存性(日もち)によって大別されたものです。さらに、製法によって「蒸し菓子」「焼き菓子」のように細かく分類されます。

生菓子(なまがし)

水分を30%以上含む、作ったその日のうちに食べるお菓子。

  • もち菓子(おはぎ、赤飯、大福、柏もち など)
  • 蒸し菓子(まんじゅう、ういろう、かるかん、ゆべし など)
  • 焼き菓子(どらやき、桜もち、きんつば、栗まんじゅう、げっぺい、カステラ など)
  • 流し菓子(ようかん、水ようかん など)
  • 練り菓子(ねりきり、ぎゅうひ など)
  • 揚げ菓子(揚げげっぺい、あんドーナツ など)

半生菓子(はんなまがし)

水分を10~30%含むため、2~3日おいてからのほうがおいしく食べられる日持ちのいいお菓子。

  • おか菓子(もなか、かのこ など)
  • 流し菓子(ようかん、水ようかん など)
  • 砂糖漬け菓子(甘納豆、文旦漬け など)

干菓子(ひがし)

水分が10%以下で、賞味期間は60~90日と長いお菓子。お供え物に用いられることが多い。

  • 打菓子(らくがん、懐中しるこ など)
  • 掛け菓子(おこし、ごかぼう など)
  • 焼き菓子(押し焼き、小麦せんべい、丸ボーロ など)
  • 揚げ菓子(かりんとう、揚げいも、揚げ豆 など)
  • 米菓(せんべい、あられ など)

伝統的な和菓子の中に、本来は洋菓子のカステラやドーナツ、丸ボーロが入っているのは、江戸時代までに渡来したものはすべて和菓子とするという、全国和菓子協会の定義によるものです。明治以降に入ってきたキャラメル、プリン、、クッキー、パイなどは洋菓子として線引きされています。

和スイーツが人気の理由

笑顔の女の子

和スイーツの人気は、国内だけでなく海外でも高まっています。動物性食品をいっさい摂らないビーガン、ベジタリアンといった人たちや、美と健康を求めてやまないセレブの間で和食・和スイーツのファンが増えていることから、日本料理店のリピーターになっている人も少なくないといいます。

和スイーツの中でも伝統的な和菓子に人気が集中していますが、その理由としてあげられるのは次のような点です。

材料が植物性

和菓子の主な材料は、小豆(あずき)、大豆、米、もち粉、小麦粉、白玉粉、寒天、くり、くるみなど植物性の材料が中心ですから、カロリーが低く、食物繊維も豊富でダイエットに適しています。対して洋菓子は、ケーキのスポンジにバターや生クリームなどの油脂と卵を多用するため、高脂肪、高カロリーになります。

甘さが控えめ

老舗の和菓子店で作られる和菓子の多くは、甘みに和三盆(わさんぼん)や黒糖など、精製されていない糖が使われています。糖度が低く、ミネラルも含まれているため、アンチエイジング効果があるとされています。精製された白砂糖はミネラルが損なわれ、化学物質も添加されているため、摂りすぎると肥満だけでなく免疫力が低下したり、骨がもろくなったりしわが増えるなど、老化を早める原因になると指摘されています。

最近では、大手デパートやナチュラル系のスーパーでも、白砂糖を使わない和スイーツを取り扱うところが増えています。しかし、依然として一般のスーパーやコンビニで販売されている和スイーツには、白砂糖が多用されています。

アレルギー体質にも安心

小麦粉、乳製品、卵を使用していない和スイーツは、食物アレルギーをもつ人も安心して食べることができます。特に卵アレルギーと牛乳アレルギーが多いので、そのような人たちのおやつやデザートとして、寒天ゼリー、白玉だんご、のりわかめせんべいなどは最適です。

「食べる芸術」

和菓子は「食べる芸術」「見る芸術」とも評されています。繊細なデザインとやさしい色合いは、見る人の心を和ませます。季節の移ろいや花鳥風月を表現した情緒あふれる和菓子は、洋菓子にはない独特の美で、まさに芸術そのものです。SNS全盛の時代にあって、和スイーツの魅力はさらに世界中に広まっていくことでしょう。

デザートにはどんな和スイーツが合う?

木の板に乗った抹茶ロール

食後のデザートが習慣になっている人は多いものです。その反面、甘いデザートは肥満のもとだから我慢しているというダイエット女子も多いもの。そんな人たちも心置きなく食べられるのが、和風デザートです。近年は、和風ケーキ、和風アイス、和風パフェなど、和の食材と洋の食材を融合させたヘルシーなデザートが次々と創り出されています。

あずきを使ったスイーツ

和菓子といえばあずきを連想される方も多いほど定番ですが、やはり根強い人気があります。あんこを使用したパフェやクレープ、ワッフルやパンケーキのトッピングとしても大活躍です。もちろん、ぜんざいやクリームあんみつは言わずもがなですね。

抹茶を使ったスイーツ

外国人観光客にも絶大な人気を誇る抹茶。抹茶のロールケーキやパウンドケーキ、抹茶のアイスクリーム、抹茶プリン、抹茶チョコレートなど、そのバリエーションは数え切れません。

豆乳を使ったデザート

オリジナルスイーツを提供するなら、豆乳を使ったスイーツはいかがでしょうか。具体的には豆乳のレアチーズケーキや豆乳プリンなどです。豆乳を使った和スイーツなら、特にヘルシーさも訴求できるスイーツとなるのではないでしょうか。

和スイーツ食べ放題プランも人気

最近では、ホテルやレストランの「和菓子食べ放題プラン」がひそかなブームになっています。平日のお昼に行われているプランの料金は、デザート食べ放題で4,000円前後が多いようです。

まとめ

抹茶のアイス

いかがでしょうか?

和菓子というと贈答品に用いるものとか、高齢者の好むものとかつては思われていまいた。しかし、ヘルシーな食べ物であることが最近になって見直された結果、今や「スイーツ男子」を公言する若者も珍しくないほど、幅広い世代に人気が広まっています。和菓子の奥深い魅力に触れてみたいとか、ヘルシーな和スイーツを創作してみたいと思っても勉強する時間がないという方は、通信講座で基礎から学ぶ方法があります。講座を修了して資格を取得すれば、プロとして和スイーツを提供することが可能になります。詳細は下記に問い合わせてみてください。

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