送別会に選ばれる店舗とは?メニューやサービスで思い出づくりを

飲食店

大人の雰囲気の送別会

飲食店にとって、団体のお客様ほどありがたいものはありません。一度に来店される人数が多いと注文数が自然と増えるため、売上をアップすることができるのです。

会社の飲み会や女子会等、お店を団体で利用するシーンは様々ありますが、中でも注目したいのが「送別会」です。送別会では主役を気持ちよく送り出すため、普段以上にお店を吟味することが多いとされます。つまり、送別会を実施するお店としてご指名いただくことができれば、質の高い店舗として認識され、その後のリピーター獲得に繋がるかもしれません。

そこで今回は、送別会で喜ばれるメニューやサービスについてご紹介していきたいと思います。

送別会とは

大学の卒業式

送別会は、卒業や転職、退職等の別れを惜しみつつ、門出を祝う会のことです。1人の主役に対して、関わりのあった人やお世話になった人たちの間で会を催すことが一般的ですが、卒業シーズンなどでは、後輩が先輩たちをまとめて送り出すこともあるようです。

送別会の規模は、学校や会社、主催側の年齢層によっても異なります。たとえば、高校生が先輩や先生を送る会の場合は、手作り感溢れる会になることも多いでしょうし、定年退職をする上司を部下が送り出す場合は、それ相応のお店を選ぶことになるでしょう。

こうして考えると、飲食店側としてはどの層にアプローチしていくのかを、事前にしっかり考えておく必要があります。たとえば、店舗が学生街に位置していたり、普段から学生の利用が多いようなお店であれば、ハイクラス感のあるコースを提供しても、学生にとっては手が出しづらいため、いまいち注文数を伸ばすことはできないでしょう。反対に、退職や転職等の節目で利用する会社員をメインターゲットとするならば、大人も満足できる雰囲気作りや、メニューの考案が必要になります。

送別会はいつ開催される?

桜並木

日本では、4月を年度のはじまりとしていますので、送別会は3月から4月にかけて行われることが多いようです。転職等はこの限りではありませんが、3月中には送別会プランを用意しておけると良いでしょう。

普段から、バースデーサプライズやプロポーズのお手伝いをしているお店であれば、サービスの一環として送別会プランを通年用意しておくのも良いかも知れません。通年のプランを用意しておけば、送別会プランがもっとも実施される3月以外の時期に、転職等で送る会を催したいというお客様から喜んでもらえるでしょう。いまや社会人の2人に1人が転職経験アリと言われている程なので、送別会のニーズは通年あると考えても問題ないのではないでしょうか。

また、送別会というと夜に行われ、アルコールがつきものというイメージがあります。しかし、最近ではランチ時に送別会を催すことも増えています。そのため、飲み放題をつけるか否かは、お客様にお任せできるようにしておくと喜ばれます。

送別会に選ばれる店舗とは

ビールで乾杯する送別会

送別会は、送り出す側にとっても一大イベントです。では、どのようなお店が幹事から選ばれるのでしょうか?

  • 雰囲気が良い
    送別会は普段の飲み会とは異なり、お店の雰囲気が重視される傾向にあります。送る側にとっても、送られる側にとっても特別な日なので、思い出に残るようなお店が選ばれます。また、主役が年齢の離れた上司ということも多いので、年配の方でも居心地が良いと感じる、落ち着いた大人の雰囲気のお店が好まれます。
  • 飲み放題プランがある
    送別会は、通常ある程度まとまった人数で行われますので、飲み放題のプランがあると喜ばれます。また、会社の送別会ともなると、様々な年齢や性別のお客様が来店されます。幅広いニーズを満たすことができるよう、お酒の種類も豊富に取り揃えておくと良いでしょう。
  • 大勢でもゆったり過ごせる
    大勢のお客様が来店しても、1人1人がゆったりと過ごせるような店舗が好まれます。広さはもちろん、席の配置も大切です。

送別会にピッタリのメニューやコースとは

鮮魚のカルパッチョ

送別会には様々な年齢層のお客様が参加されるため、幅広い層に人気のあるメニューが喜ばれます。

たとえば、新鮮な魚を用いたカルパッチョなどは、男性だけではなく女性や年配のお客様からも人気のあるメニューです。反対に、からあげやポテトといった揚げ物類は確かに人気がありますが、どちらかというと若者向けです。そのため、メニューが揚げ物ばかりになってしまうと、年配の方にとっては胃もたれしてしまうことも。幅広い年齢層が参加することを考え、様々なメニューをバランス良く取り揃えておくことが重要です。

コース料理を出す際は、味付けだけではなく、ボリュームにも気を配るようにしましょう。送別会では、主役が定年退職を迎えた年配の方というシチュエーションも少なくないため、あまり量が多いと食べきれないこともあるのです。

さらに、前述の通りお酒の種類も幅広いと喜ばれます。日本酒やビールを一通り揃えたら、カクテルや果実酒なども用意しておくと、女性のお客様からも好評を得られるでしょう。

とはいえ、いきなり幅広い料理メニューやお酒を取りそろえるのは至難の業です。通常のメニューを眺めてみて、「若者向けのメニューが多い」と思ったら少しあっさりとした料理を加えてみるなど、まずは今あるメニューを補うような形で考えていくと良いでしょう。

送別会ならではのサービスをしよう

置かれた花束

送別会の定番と言えば、花束の贈呈でしょう。その他、ちょっとしたプレゼントを用意する場合もあるかもしれません。このようなサプライズをお手伝いするサービスがあると、幹事の方に喜ばれます。

たとえば、花束を持ったままお店まで移動するとなると、どうしても主役にバレてしまいます。そこで、お店が事前に花束を用意し、タイミングをみて幹事の方にお渡しするといったサービスはどうでしょうか。

お店側のさりげない心遣いによって、送別会をより良いものにすることができます。

まとめ

若きビジネスパーソン

いかがでしょうか?

送別会は、学校や会社にとって定期的に開かれるもの。「テッパンのお店」として認識してもらうことができれば、その後も利用してもらえる可能性がぐっと高まります。送る側も送られる側も気持ちよく過ごせるようなサービスを提供し、思い出作りのお手伝いをしましょう。

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