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小規模店舗にPOSレジをおすすめする7つの理由|導入するまでの流れ

レジは店舗を運営するにあたって、なくてはならないもののひとつといえます。近年はさまざまな種類のレジが進出していますが、なかでもPOSレジは、「大規模店舗で導入するもの」というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。POSレジは、活用次第で業務の効率化が期待できるため、小規模店舗にこそ導入がふさわしいレジといえます。今回は、POSレジの機能や種類と、小規模店舗に導入をおすすめする理由、導入の流れなどをご紹介します。

POSレジとは?

POSレジとは、基本的なレジ機能に加え、店舗運営の効率化が期待できるさまざまな機能を備えた便利なレジです。まずは、具体的な機能とPOSレジの主な種類をご紹介します。

会計作業と同時に商品の売れ筋把握や在庫管理等ができるレジ

POSレジとは、POS機能が備わっているレジを指します。会計作業と同時に、商品の売れ筋把握や在庫管理などが可能なレジのことです。POSとは「Point of Sale」の略で、「販売時点情報管理」という意味があります。「いつ」「どこで」「どの商品が」「いくつ」「どのようなお客様に」売れたか、などの売上データが会計と同時に集計できるため、売上の管理に役立つでしょう。

また、分析機能が搭載されているため、データとして反映された売上情報をもとに、さまざまな分析が行われます。分析結果はインターネット上で簡単に見ることができ、手動でパソコンに入力する必要もありません。ほかにも、複数店舗の売上情報をクラウド上で一元管理できるデータ管理機能や、従業員の勤怠管理機能、予約管理機能、顧客情報管理機能など、店舗運営に便利な機能が多く搭載されています。

主なPOSレジの種類

▽タブレット型POSレジ

タブレット型のPOSレジは、iPadなどのタブレット端末にレジアプリなどをインストールして売上管理を行うものです。タブレット本体がレジの代わりになるため、画面の視認がしやすく操作も覚えやすいという強みがあります。また、導入コストやランニングコストを低く抑えやすいのも嬉しいポイントでしょう。レシートプリンターやバーコードリーダーなどの周辺機器は、無線接続することで使用可能となります。キャッシュレス決済機能を備えたものもあります。ほかのPOSレジと比べ、コンパクトで持ち運びもしやすく、スペースを取らない点が大きな特徴です。

▽パソコン型POSレジ

パソコン型POSレジは、家庭で使用するような一般的なパソコンをPOSレジとして利用できるものです。店舗用のパソコンがある場合、POSレジシステムのダウンロードのみですぐにレジとして使用することができます。もちろんパソコンとしての機能もそのまま使用できるため、レジ作業とパソコン業務を同じパソコンで行うことが可能です。周辺機器の購入費用やPOSシステムの月額料金のみで済むため、初期費用が大幅に抑えられるでしょう。

▽ターミナル型POSレジ

ターミナル型のPOSレジは、現時点でもっとも多く導入されているタイプのPOSレジです。POSシステム専用に作られたレジスターのため、セミセルフレジや自動釣銭機などの機能がもともと付属している高機能なレジといえます。ただし、高機能ゆえに費用は高く、導入には50~100万円の初期費用が必要になります。また、故障した際の修理費用など、システムの保守費用も高額になる可能性が高いため注意が必要です。POSレジの保守費用はメーカーやプランなどによっても大きく異なるため、導入する際に確認しておくことをおすすめします。

【参考記事】

▶︎ POSとは?店舗運営に必須のレジシステムの種類や機能、導入のメリット

小規模店舗にPOSレジがおすすめの理由

小規模店舗や小規模飲食店は、大規模店舗に比べて商品数やメニュー数が少ないため、POSレジの必要性が感じられにくいかもしれません。しかし、小規模店舗だからこそ得られるメリットも多く見られます。ここでは、POSレジが小規模店舗におすすめの理由を7つご紹介します。

レジ作業がしやすくなる

POSレジは、商品の金額をあらかじめ設定しておけるため、会計業務の際に起きがちな金額の打ち間違いの心配がありません。さらに、セットで購入した際の割引価格なども細かく設定できるなど、レジ作業の手間を極限まで減らすことが可能です。また、1日で記録した売り上げを瞬時に合算してくれる機能が搭載されているため、営業後に行うレジ締めにかける時間も短縮できます。

商品の売上管理ができる

事前に商品情報をPOSレジに登録しておくことで、「いつ」「どの商品が」「いくつ」売れたか、などをリアルタイムで集計することができます。売上管理を継続して行うことで、日々の売り上げの推移を一目で把握できるため、商品管理がしやすく、運営戦略なども立てやすくなるでしょう。商品別や曜日別で売り上げを確認できるPOSレジも多くあるため、店舗の業態に合わせて活用できます。クラウド型なら、複数のレジの売上データをリアルタイムで共有することも可能です。また、POSレジによっては会計ソフトとの連携が可能です。会計処理の効率化も実現できるでしょう。

【参考記事】

▶︎ POSシステムで在庫管理を行うメリットと注意点、おすすめサービス

売り上げや顧客情報の分析ができる

会計と同時に顧客情報なども登録可能なため、来客が多い時間帯や、利用が多いお客様の年齢層などが把握できます。POSレジが収集した顧客管理情報をもとにマーケティング戦略を立てることで、売上アップにつなげることができるでしょう。また、特に売れている商品などもわかるため、商品のラインナップの改善なども期待できます。

【参考記事】

▶︎ 売上管理を効率化するPOSレジの機能は?売れ行き把握が重要な理由

商品の在庫管理ができる

POSレジは、売上管理だけではなく、商品の在庫管理も可能です。在庫数の把握がしやすいため、在庫がなくなる前に、商品を適切なタイミングで追加することができます。データをもとに、仕入れの調整や販売価格の変更など、経営戦略に活かすこともできるでしょう。

人件費の削減ができる

POSレジは、会計業務やレジ締め作業の効率化が図れるため、店舗運営に必要なスタッフの数を減らすことできます。少人数で運営できれば、その分人件費などのコスト削減につなげられます。大型店舗に比べ、少人数で日々の業務をこなさなければならない小規模店舗には、大きなメリットになるでしょう。

加えて、飲食店ならPOSレジと連動させられるモバイルオーダーシステムもあると、さらなる人件費削減を目指せます。従業員がテーブルへ注文を取りにいかなくても、お客様自身がスマホやタブレットなどから注文できる飲食店向けのツールもあります。持ち帰り用のメニューも提供している場合は、テイクアウト対応のシステムを利用しましょう。

キャッシュレス決済に対応できる

いまはキャッシュレス化が進んでおり、現金以外の方法で決済を希望する人が増えてきています。カフェやレストランなどの飲食店、スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売店など、幅広い業種にてキャッシュレス決済の需要が高まっているといえます。キャッシュレス時代において、お客様の多彩なニーズに応えられるよう、さまざまな決済方法に対応していくことが重要です。

POSレジは、専門の端末を連携させることで、クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済 など、複数種類の決済にも対応可能になります。自店舗に合う決済サービスを探して契約しましょう。

顧客満足度の増加につながる

POSレジは多くの業務が効率化できるため、1度のレジ作業にかかる時間が短くなります。お客様を待たせることなくスピーディーに会計できるようになったり、接客業務に時間がかけられるようになったりすれば、顧客満足度の増加が見込めるでしょう。

POSレジを小規模店舗に導入する流れ

POSレジは、さまざまなシーンで小規模店舗の運営を大きくサポートしてくれます。POSレジ導入の基本的な流れは以下の通りです。

Step1.POSレジの事業者に問い合わせる

まずは、POSレジのサービスを提供している事業者にレジを導入したい旨を伝えましょう。多くの場合、公式HPを探せば、問い合わせフォームや電話番号が記載されています。資料請求や問い合わせなどで具体的な金額や最適なプランなどを聞き、条件に合っていたら見積もりをもらいましょう。セルフオーダーシステムや個別会計、ハンディの導入など、希望する機能や運用携帯が決まっている場合は事前に伝えておくと、より具体的な見積もりを出してもらえます。

Step2.POSレジを比較検討する

気になる事業者が複数ある場合、すべてに見積もりを依頼し、比較検討しましょう。導入費用やサービス内容から検討し、どの事業社のPOSレジを導入するかを決めます。事業者によっては無料のトライアル期間を設けているところもあるため、導入前に使い心地を試してみることも可能です。

Step3.機器の購入・アプリのダウンロード

依頼する事業者が決まったら正式に契約し、POSレジの種類によって必要な機器や周辺機器を購入しましょう。場合によっては、ケーブルなどの敷設工事を行う必要が生じることがあります。インターネットの接続やWi-Fiの設置が済んだら、使用する機器それぞれにPOSレジアプリをダウンロードします。

Step4.業務に必要な機器を導入する

必要な機器は店舗の規模や業種業態ごとに異なるため、注意して発注します。依頼する事業者によっては、機器の設置作業を行ってくれるオプションサービスの利用が可能な場合があるため、前もって確認しておきましょう。

Step5.店舗での使用を開始する

POSレジ本体や周辺機器の設置、初期設定などが完了したら、動作確認を兼ねて使い方を練習していきます。会計業務や売上管理、在庫管理など、店舗の運営に必要な作業を覚え、スタッフにも共有しましょう。

事業者によっては、導入後のトレーニングや研修のサポートを行ってくれる場合もあります。マニュアルに頼らず運用できるようになったら、いよいよ店舗での使用を開始しましょう。ただ、慣れないうちはトラブルが発生することもあるでしょう。万が一に備え、サポート体制の充実した事業者を選ぶことも大切です。365日対応の電話サポート、24時間対応のメールサポートなど、業者によってサポート体制はさまざま。どういったサービスを受けられるか、事前に詳細をチェックしておきましょう。

POSレジの機能を小規模店舗の業務効率化に活かそう

今回は、POSレジの基本的な機能や種類、小規模店舗におすすめする理由や導入の流れなどをご紹介しました。POSレジは、会計と同時に売上管理や顧客情報がデータとして反映され、さまざまな分析が可能です。分析結果をもとに経営戦略を打ち出せば、売上の向上に役立つでしょう。

最低限の人数で運営を行う必要がある小規模店舗では、業務の効率化が期待できるユビレジの導入がおすすめです。ユビレジは、基本的な会計機能はもちろん、リアルタイムでの売上分析や在庫管理、顧客データの収集が可能なPOSレジアプリです。

▶︎業種を問わず様々な店舗でユビレジが選ばれている理由

豊富な分析機能を揃えているのはもちろん、導入いただいている企業には操作性の高さを評価されています。また、サポート体制も充実しているため、疑問点があればいつでもお電話でご質問頂けます。初めての方でも、安心してご利用いただけるためまずは一度お問い合わせください。

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