ラーメン店をはじめたいと思った時、一番ネックになってくるのは資金の調達ではないでしょうか。あらかじめ資金がある方なら問題ないかもしれませんが、それでも実際に店を開くとなれば、予想していなかった出費が発生して、お金が足りなくなってしまうことも珍しいことではないです。
そんな時、どうやってお金の工面をすれば良いのでしょうか。直ぐに頭に浮かぶのは銀行などからの借入でしょうが、これは書類の手続きが面倒だったり、融資が下りるまでに時間がかかるデメリットがあります。
そんな時、引き出しの一つして覚えておくと便利なのが今回ご紹介するオンラインレンディングです。ちょっと聴き慣れない言葉なので「難しそう」という印象を持つかもしれませんが、これを知っているといないでは今後の開業計画に大きな差がでてくるので、ぜひ覚えておいて下さい。
オンラインレンディングとは?
オンラインレンディングとは一体何なのでしょうか。横文字で聴き慣れない言葉ではありますが、簡単に言ってしまうと、オンライン上での融資サービスとなっています。
金融機関などからの借入は通常はオフラインで行うもので、通常、審査から手続きに数週間かかります。つまり、今日書類の手続きを行ったとしても実際にその結果が分かるのは数週間後で、そこから融資が下りるのも先の話というわけです。
これに対してオンラインレンディングは、ネット上で全ての手続きを行っていきます。審査に関してはAI知能を使っているので、申し込みから審査結果が出るのに時間がかからず、最短で即日結果が分かり、融資も可能となっているのです。
しかも、必要書類のやりとりに関しても全てネット上で送ることが出来るので郵送の時間もありません。最近ではスマートフォンにも対応してきている為に、パソコンのない方でもオンライン上での借り入れ手続きが行えるようになっています。
そして、オンラインレンディング最大の特徴は審査が全てAIによって管理されているという点です。人工知能があなたの個人情報を分析して、融資の可否や借り入れの最大金額などを判断する仕組みとなっています。
このようにAIに頼るからこそ、スピーディーな審査、融資が可能となっているわけです。
オンラインレンディングのメリット、デメリット
スピーディーな借り入れが可能となるオンラインレンディングはメリットばかりが目立つように思えますが、残念ながらデメリットもありますので、利用する前にこの2つをしっかりと把握しておきましょう。
オンラインレンディングのメリットとは?
オンラインレンディング一番のメリットと言えば、手続きがスピーディーなことでしょう。審査から融資までの流れが実にスムーズで手続きに関していえば、最短15分位で済むようになっています。開業時に「ちょっとお金が足りない…」となった時でも、直ぐに借入できる為にオープン日がズレてしまうようなトラブルも一切ないというわけです。
また、銀行などに比べて借りやすいというのも利点の一つとなっています。オンラインレンディングでは法人であれば無担保、代表の保証なしで借入することも可能となっているので、様々な事情で借り入れが難しいケースにおいても、借入できるチャンスが大きいというわけです。
オンラインレンディングのデメリットとは?
比較的借りやすくスピーディーな入金を期待できるオンラインレンディングですが、残念ながらデメリットがあります。
それは、金利が高いということです。銀行などであれば、低金利での借入も可能となっていますが、オンラインレンディングは若干金利が高めに設定されているので、長期返済になった場合は、借入額と比較しても結構な金額になってしまうケースがあります。
ただ、元々オンラインレンディングは短期での返済を想定としたサービスとなっているので、利用したからと言って異常なまでの金額を返済するケースは滅多にないので今回の借入が短期で返済できる見通しがあれば、特に気にしないで良いかもしれません。
また、これはあくまで「万が一」のケースでのデメリットですが、書類のやりとりをWEB上で行う為に、セキュリティ面のリスクが発生してしまいます。どの会社もセキュリティに関しては慎重になっているので、そういった事態は滅多にないと思われます。
ただ、あくまで「万が一」の事態が発生する確率があるということだけは覚えておきましょう。とはいっても通常の紙ベースのやりとりであっても、書類が流出したりといったニュースも稀にあるので、これはオンラインレンディングだけのデメリットとは言い難い部分もあります。
日本でのオンラインレンディングのサービスとは?
ここでは、代表的なオンラインレンディングを紹介するので、それぞれを比較して利用するサービスを探してみて下さい。
J-Score(ジェイスコア)
日本初となる人工知能による審査を設けたのがJ-Scoreです。みずほ銀行とソフトバンクといった大手企業が手を組んで誕生したサービスなので信頼性も抜群となっています。メリットとしては、金利の低さにあります。
従来の個人向け融資と比較しても金利が低く、年利が0.8~12.0%となっています。その為、上手に利用することによって「金利が高い」というオンラインレンディングのデメリットを受けずに借入することも難しくはありません。はじめて、オンラインレンディングを利用する方には是非ともお勧めしたいサービスです。
LINE Pocket Money(ラインポケットマネー)
アプリでも有名なLINE社が提供しているオンラインレンディングとなっています。特徴としては、申し込みの全てがアプリで完結できるということです。面倒な手続きも完結にできるような仕組みになっているので、こういったWEB上での手続きが苦手な方でも申込みしやすいのは嬉しいところではないでしょうか。提携している銀行はみずほとなっており、こちらもJ-Score同様に大手企業が運営するサービスなので安心して利用することが可能となっています。
現在、国内では上記2社が主なオンラインレンディングサービスとなっています。
その他としては…
ドコモ携帯を使っている方向け→ドコモスコアリング
信用スコアの分析にドコモ携帯の利用データを使った面白いオンラインレンディング。携帯電話の利用状況によって審査が行われるようになっています。
楽天ストア出品者向け→楽天スーパービジネスローン
楽天ストアに出品している方は、店舗内データを元に審査が行われるようになっています。その為、資料を作ったりする必要もなく、今までの店舗実績によって融資の可否が決定されるので、人によってはとても便利となっています。
上記2つのように、特定の方を対象としたオンラインレンディングもあります。今までの融資基準ではなくAIを使った審査によって融資の可否を判断するのは新しい試みであるといえるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
このように、オンラインレンディングでは、AIが審査の可否を判断するので、全ての顧客に向けて一定のサービスを提供することが可能となっています。それでいて、審査から融資までのスピードも速いので、これからますます需要が出てくると思われます。
少しでも早く借入をしたかったり、面倒な手続きを避けたい方は、ぜひオンラインレンディングの利用を検討してみて下さい。
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