飲食店でのネイルはあり?適切な爪の長さは?指の先まで気を配ろう

飲食店

ネイルをしている女性

カラオケ店やコンビニでは髪色やネイルに規則のないところも多いですが、飲食店であれば衛生的な観点からもスタッフ一同清潔感のある見た目を心がけたいものです。

特にネイルに関しては、不快に思うお客様も多いのであらかじめ規則を決めておきたいところです。また、ファッションとしてネイルアートを楽しむ女性だけではなく、男性スタッフにも爪の長さに気を配るよう指導することが大切です。

ホールスタッフの爪の長さはどのくらいまでOK?

きれいな手

飲食店には、主に調理を行う「キッチンスタッフ」と接客を行う「ホールスタッフ」が配置されている場合が多いのではないでしょうか。小規模のお店では1人が両方を引き受けて立ち回ることもあるかも知れませんが、一般的には役割分担をした方がお客様を効率的にもてなすことができます。

キッチンスタッフは実際にお客様に出す食材を調理するため、髪をまとめてキャップにしまったり、女性のメイクはNGにしたり、爪を短くするといった規則を設けているお店が大半を占めます。

では、ホールスタッフに関してはどの程度の規則を設けるべきなのでしょうか。

こと髪色や女性のメイクに関しては、そのお店の雰囲気やコンセプトにもよるため一概には言えないものです。しかし、爪の長さに関しては短く切りそろえるように統一するのが無難です。

具体的に言えば、手のひらを正面から見た時に、指からはみ出る爪は切るようにすると良いでしょう。深爪になってしまわない程度に、できるだけ短く整えておくのがおすすめです。

飲食店スタッフが爪を短くしておく理由とは

爪のお手入れ

ホールスタッフが爪を短くしておくのは、飲食店としてまずはじめに衛生管理を徹底すべきだからです。キッチンスタッフのように直接食材に触れるわけではないにしろ、爪が長いと食事を配膳する際にうっかり爪の先が食事に触れてしまうことも考えられます。

また、手元は思った以上に注視されているもの。特に飲食店では、食事がメインとなるので配膳の際にスタッフの手元にいやでも視線が向きます。その時実際に爪の先が触れなくても、お客様から見て“飲食店で爪の長い店員”というのは気分の良いものではありませんし、お店全体に「衛生管理を怠っている」という印象を持たれてしまう可能性もあります。

また、飲食店かどうかは関係なく、爪が長いとゴミや汚れが溜まりやすかったりと不潔なイメージを持たれてしまいます。

どのようなコンセプトのお店であっても、食事をする場においては、清潔感を重視することが第一です。キッチンスタッフだけではなく、ホールスタッフにもそうした意識を徹底させることでお店の評判をアップさせることができます。

飲食店ホールスタッフのネイルはNG?その理由とは

こぼれたマニキュア

ホールスタッフはキッチンスタッフとは異なり、直接調理を行うわけではないので自由にネイルを楽しんでも良いのでは?と思われるかも知れません。

しかし、ホールスタッフであっても食事を運び、テーブルに並べる際にはお皿のフチを触ることになります。その際、ネイルの装飾がポロっと取れて混入してしまわないとも限りません。ネイルは物に触れたり、お風呂に入ったりと日常生活を送る中で、日を追うごとに脆くはがれやすくなっていきます。そのため、仮にしっかりとしたプロの方にお願いしたネイルであっても、いつラメやパーツがはがれてしまうか分かりません。

たとえ混入の事実がなくとも、その可能性があるだけでお客様は不安になってしまうものです。そのため食品を扱う飲食店であれば、たとえホールスタッフであってもネイルは禁止にするのが無難でしょう。

このように爪を短く切りそろえていても、ネイルアートを施しているとこのようにお客様を不安にさせてしまうことがあります。飲食店はお店の空間づくりや食事の美味しさももちろんですが、まずはじめに衛生管理をしっかりしているという面をアピールするのがベストです。

では、マニキュアを塗るだけならOKなのかと言うと、必ずしもそうではありません。華美な装飾のないシンプルなネイルであっても、ネイル自体がペリペリとはがれてしまうこともあります。しかし、女性スタッフが多いお店では、「チュラルで清潔感のあるものであればOK」とするのも一考の価値があります。

場合によっては、素の状態の爪よりもナチュラルなネイルを施した方が手元に清潔感が生まれることもあるのです。その際は爪本来の色に近く、爪を綺麗に見せる程度のものであれば清潔感を損なうことはないでしょう。薄いピンクやベージュなど、OLさんのような色合いのネイルに留めるのがベターです。どうしてもマニキュアを塗りたいという声が多い場合は、前述のようにネイルがはがれ落ちてしまうことを防ぐために、各自気を付けるように指示を出しましょう。

具体的には、マニキュアを塗った後に使用するトップコートを何度も重ねて塗るのがおすすめです。そうすることでマニキュアの持ちを良くし、うっかりはがれ落ちてしまうといった事態を防ぐことができます。また、日常生活での劣化によってネイルが剥げてしまわないよう、小まめに塗り直すのも効果的です。また、マニュキュアにもラメやホログラムの含まれているものがあるので、そうした種類の製品は避けるようにしましょう。

しかし、飲食店で働く以上、できるならば勤務時間中は爪に何も塗らないのがベストです。お店のコンセプトに合わせつつ、従業員の身だしなみには清潔感を重視するように心がけましょう。

指先からおもてなしをしよう

指先でおもてなし

飲食店にくるお客様の大半は、お店の外装や内装、スタッフの対応はもちろんですが、提供される料理を最も楽しみにしていらっしゃいます。お客様が食事を心から楽しめるよう、お客様の目にうつる部分は特に清潔感に気を配ることが大切です。

また、配膳係のスタッフの手元は、特によく目につく部分でもあります。爪を清潔に保つことは、そのままお客様へのおもてなしの心のあらわれとも取れます。おしゃれなだけではなく、清潔感のある爪を保てるようにスタッフ一同意識を持つことが重要です。女性のネイルだけではなく、男性が爪の長さに無頓着だったという事態も起こり得ますので、きちんと規則を定めておくと安心です。

まとめ

ネイルをする女性

食べ物を提供するお店では清潔感がとても重要です。

店内の清掃だけではなく、従業員のみだしなみによってもお客様に与える印象は大きく変わってきます。手元は思っている以上に人目につきやすい部分なので、清潔感を損なわない程度におしゃれを楽しみましょう!

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