飲食店での接客に従事する場合、お客様へ好印象を与えるために、女性はメイクにも気を配ることが求められます。キラキラとした派手なメイクはNGですが、ノーメイクもだらしない印象になってしまう可能性があるので注意が必要です。今回は接客マナーとしてのメイクをご紹介します。お客様にリピーターになっていただけるように、好印象メイクを目指しましょう。

接客業のメイクはどこまでOK?
接客業に従事する女性がメイクする場合には、『マナー』や『おもてなし』の意味が強くなります。あくまでもお客様に気持ちよくお店でのひと時を過ごしていただくためのもので、下品に感じるようなメイクや、自分の趣味が強く反映されているメイクは好まれません。
しかし、全くメイクをしないのはそっけなく、おもてなしをする用意がない印象や、だらしない印象を与えてしまうことも考えられます。一般的に接客業における化粧では華美過ぎず、自然で品のある『ナチュラルメイク』が勧められていますが、ナチュラルメイクとは一体どのようなメイクなのでしょうか。
いい印象を与える化粧マナーとは
先に述べたように、接客時にいい印象を与えるメイクの方法としてナチュラルメイクをおすすめします。 では、ナチュラルメイクのポイントを紹介します。
- 薄づきファンデーションを使用
ファンデーションは素肌感のある薄づきのものを選びます。また顔の色と首の色が極端に異ならないようなファンデーションのカラーを選択することも大切です。リキッド・クリーム系のファンデーションなら、適度なツヤ感でナチュラルな雰囲気をより演出することが可能になります。反対にパウダリーならセミマットでコンサバな雰囲気を演出することが可能になります。ファンデーションのつけすぎは厚化粧に見え、また化粧崩れの原因になりますので注意しましょう。 - 眉毛を整える
眉毛は眉の形を整えたら、アイブロウパウダーやペンシルで毛と毛の間を埋めていきます。 - アイシャドウはブラウン系で統一
アイシャドウはラメ感の強いものや、濃いカラーのものはNGです。ベージュ系・ブラウン系の2色程度でグラデーションを作りましょう。 - チークで健康的に
チークは血色の良さを演出できる、健康的なイメージのピンク・オレンジ・ライトブラウン系のもので、自分の肌やアイシャドウとマッチするものをピックアップするのが良いでしょう。パウダー系のものならブラシにチークをとって二、三回手の甲で余分な粉を落としてから頰へつけると、つけすぎ防止になります。クリーム系の場合は、指で適量をとり、手の甲に伸ばしてから頰へ。少量ずつ、ポンポンと指で乗せていきましょう。 - 口紅はチークと同系色でグロスはあまり使用しない
唇がかさついている場合には、リップクリームで保湿をしておきましょう。口紅はチークと同系色のものを選択するのが良いかと思います。リップライナーで縁をとってから口紅をブラシで塗っていくと、よりきっちりとした印象になります。グロスを使用したい場合には、ほんの少しツヤが出る程度に。全体的にたっぷりと塗ってしまうのは接客業ではあまり好まれません。 全体的にみて、ナチュラルで落ち着いた印象になっていればOKです。
身だしなみチェックリストに入れておこう
メイクができたら、全体的な身だしなみのチェックを。接客時に気をつけるべき身だしなみチェックリストがお店にある場合には、そのリストにメイクで気をつけるべき点も追加しておきましょう。メイクも含めてお客様と接する前には、下記の点を確認しておきましょう。
- 寝癖はないか
- 肩にフケが落ちていないか
- 長い髪の場合はまとめているか
- ファンデーションが崩れていないか
- アイシャドウ・チークは濃過ぎないか
- グロスの量は多過ぎないか
- メイクが崩れているところはないか
- 目やにがついていないか
- 爪は切っているか
- 香水をつけていないか
飲食店の場合には、落ち着いた品のあるメイクと清潔感のある雰囲気が大切です。 そして香水にも注意をしましょう。強い香りは食事の邪魔になるとして嫌われることがあります。
リピーターを増やすには好印象メイクを心がけよう
お店にリピーターを増やすためには接客がとても重要です。居心地が良いと感じられるような接客を行うためにも、メイクはナチュラルで好印象を与えるようなものにしましょう。接客業でのメイクは健康的で上品に見えるようにするのがポイントです。
先に簡単なナチュラルメイクのポイントをご紹介しましたが、「あまりうまくメイクができない」、「よくわからない」という方はデパートや専門店で行われるメイクアップサービス・カウンセリングサービスの利用がオススメです。肌に合うファンデーションの色、接客業向けのメイクなど、さまざまなアドバイスをもらえるのでメイクのコツがつかめます。
なお飲食店ではオーダーを取ったり、食事を運んだりと動き回ることが多く、汗をかきやすい方はメイクが崩れてしまうことがよくあります。そのため、接客中も時々メイクチェックをすると良いかもしれません。化粧崩れが気になる方は、あぶらとり紙とフェイスパウダーをポケットに忍ばせておきましょう。あぶらとり紙で余分な皮脂を取り、フェイスパウダーをひとはけ。これだけでだいぶ印象が違います。
まとめ
飲食店の接客を行う方に求められるメイクはマナー、おもてなしという意味でのものです。極端にキラキラしていたり、派手に見えるようなメイクは避けましょう。
好印象メイクにしてお店のリピーターをどんどん増やしていってください。
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