POSレジを病院やクリニックに導入するメリットと選び方のポイント

サロン・ヘルスケア

病院の会計業務は煩雑な内容が多く、担当者に負担がかかってしまうケースが見られます。未収金管理やキャッシュレス化への対応など、さまざまな問題が生じることも。業務効率低下を防ぐためには、各種システムやツールなどの利用がおすすめです。問題解決のソリューションとして、ぜひPOSレジを活用してみましょう。今回は、病院やクリニックがPOSレジを導入するメリット、導入時の注意点、おすすめPOSレジ5選をご紹介します。

病院・クリニックにPOSレジを導入するメリット

POSレジを利用することにより、病院のレジに関するトラブルや悩みを解決できることがあります。まずは、POSレジ導入によって、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

会計業務の効率化につながる

医療現場ではカルテやレセプトコンピューター(レセコン)などをもとにして請求する医療費を割り出します。レセプトコンピューターとは、診療や治療の内容をもとに算出した明細書を作成するためのコンピューターのことです。

病院やクリニックの計算はほかの業態と比べて複雑になりやすいことが難点です。スタッフの手間がかかりやすく、時間を取られてしまうことも少なくありません。こういった問題を解消するためには、電子カルテやレセプトコンピューターと連携できるPOSレジを導入することがおすすめです。連携することで会計処理の際に行う計算を大きく減らせます。

未収金の管理がしやすくなる

医療現場では患者様が窓口で支払えなかった分の請求金額を、一時的に未収金として処理するケースもあります。診療後に医療費の総額が決まることから、持ち合わせの金額では足りない場合もあるためです。

POSレジは、医療機関の会計時に発生しやすい未収金の管理にも適しています。患者様別に未収金のデータを記録し、確実な回収へとつなげられます。

キャッシュレス化を推進できる

POSレジは多様な決済方法に対応可能です。クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済などを採用したいときにも役立つでしょう。

医療現場ではキャッシュレス決済の導入が進みつつあるといわれています。経済産業省が2021年に実施した調査によると、全国の全業種の事業者におけるキャッシュレス導入率は約7割でした。医療業界は普及が遅れているともいわれ、キャッシュレス推進が急務とされています。いち早く導入できれば、他の病院との差別化を図りやすくなるでしょう。

【出典】キャッシュレス決済実態調査アンケート集計結果(経済産業省) https://www.meti.go.jp/press/2021/06/20210618002/20210618002.html

病院・クリニックにPOSレジを導入する際の注意点

POSレジを有効活用するためには、導入前に以下のポイントを考慮しておくことが大切です。どういった部分に気をつけたら良いか確認していきましょう。

病院やクリニックの規模に適したPOSレジを導入する

POSレジは、多数のメーカーから販売されています。病院やクリニックの規模に応じ、適切なものを選びましょう。

医療機関の規模によって、院内に必要な端末の台数や、業務で利用する機能などが異なります。小規模なクリニックには料金プランが低価格から用意され、負担を抑えながら導入しやすいサービスがおすすめです。

実際に導入する際の負担を考慮する

POSレジを新規に導入してから会計業務を安定して行えるようになるまでには、一定の期間がかかります。特に、導入直後は受付スタッフがPOSレジやシステムの操作方法を身に付ける期間となります。業務フローの変更に対応するため、スタッフに負担がかかることもあるでしょう。そういったときは、POSレジの事業者が提供するサポート制度を活用することがおすすめです。導入や機能に関する疑問を解決できます。

初期費用とランニングコストが発生する

POSレジを導入すると初期費用や月額費用の負担が発生します。サービスによっては、まとまった金額の初期費用が発生するほか、機器の購入費用、保守管理費用、オプション費用なども必要となります。料金体系や価格帯は事業者が提供するレジシステムごとに異なります。複数のサービスを比較して検討しましょう。

病院やクリニックにおすすめのPOSレジ5選

POSレジの導入をお考えなら、医療機関向けの機能を備えた製品がおすすめです。最後に、病院やクリニックで採用したいPOSレジをご紹介します。

ユビレジ

ユビレジは、iPadにインストールして使えるPOSレジアプリです。基本の会計機能を備えているのはもちろん、顧客管理機能や売上共有機能、在庫管理機能、キャッシュレス決済機能など、多彩な機能を有しています。シンプルでわかりやすい操作性も魅力のひとつです。複数レジのデータがリアルタイムで連動し、自動集計も簡単に行えるため、医療機関の煩雑な会計作業もスムーズに終えられるでしょう。

実際に、ユビレジは発熱外来を行う「医療法人良心会 いるまクリニック」様に導入されています。コロナ禍における発熱外来の会計は、隔離の必要性から工数が増えがちです。こちらのクリニックでも、発熱外来専用の受付で電卓を使った会計をした後、通常の受付レジにて再度入力するといった二度手間に悩まされていました。持ち運びが容易なユビレジを採用することで会計が一度で済むようになり、会計業務がさらに効率化されました。手入力による計算ミス防止にもつながっています。

【参考】 ユビレジ導入事例 | 医療法人良心会いるまクリニック

スマレジ

スマレジは、iPadやiPhoneなどに対応しているPOSアプリです。レセコンや電子カルテとの連携、領収書のバーコード読み取りなど、多彩な機能が揃っています。自動釣銭機をつなげてセミセルフレジとして使用することも可能です。クリニックや薬局などへの導入は、一番人気の「プレミアムプラス プラン」がおすすめです。自動釣銭機やキャッシュドロアなどを定額で借りられる、機器サブスクプランもあります。費用や導入方法などについては、公式ホームページから問い合わせてみましょう。

POSCO

POSCOでは、病院やクリニック向けに、電子カルテやレセコン連携機能を揃えています。自動精算機付きのレジ導入やセミセルフレジなどの導入も可能です。タブレットやスマートフォンなどの端末で手軽に操作できるのもメリット。現在利用中の管理システムと連携することもできます。患者様ごとの点数や金額などを個別で集計可能です。会計時は保険点数を入力することにより、自動で請求金額を計算することができます。見積もりは無料のため、詳しい費用を知りたい場合は問い合わせてみましょう。

Clinic POS

Clinic POSは、医療機関での利用に特化したスマートセルフ精算レジです。小規模のクリニックや診療所などでも使いやすいサイズ感で、場所を取らずに設置できます。電子カルテやレセコン連携できるのはもちろん、クレジットカード決済なども対応可能です。自動釣銭機の連携、請求データ連携機能なども充実。レジ締作業を迅速に終わらせることができます。同様に、クリニック向けのサービスとしてキオスク端末の「Clinic KIOSK」もあります。導入費用やランニングコストなどは、資料請求で確認してみましょう。

ハヤレジ

ハヤレジは、医科・歯科・調剤専用のレジです。セミセルフレジとしても使うことができ、釣銭の自動計算によって会計時の負担を減らせます。電子カルテやレセコンから請求情報を自動で取得できるのはもちろん、バーコード読み取りによる情報取得も可能です。患者様がセルフで会計できる「ハヤレジセルフ」や自動精算機の「ハヤレジスタンド」などもあるため、比較してみることもおすすめです。フリーダイヤルや専用フォームから問い合わせて詳細をチェックしましょう。

病院やクリニックの会計をスムーズにするならPOSレジがおすすめ

POSレジには多数のメリットがあり、導入することで会計作業を大幅に効率化させられます。各種病院やクリニックなどへ向けたPOSレジサービスも充実しているため、気になる製品を調べてみましょう。その際は、ぜひ便利なタブレット型POSレジのユビレジもご検討ください。丁寧な導入サポートもあるため、慣れないレジに不安な方も、安心してお使いいただけるようになります。