お花見は、伝統的な日本文化の1つです。桜の咲く季節になると、家族や友人同士だけではなく、会社や部署単位で行われることも多いでしょう。そんなお花見を盛り上げるアイテムといえば、美味しいお酒や食事ではないでしょうか。お花見は野外で行われる関係上、どうしても仕出し弁当やケータリングに頼らざるを得ません。最近では、美味しくて華やかな花見弁当が人気を集めております。花見弁当を多くの団体様にご利用いただければ、大幅な売り上げアップを見込めます。
そこで今回は、花見弁当を販売する際に気を付けるべき点や、花見弁当の中身のご提案をしていきたいと思います。
花見弁当の需要はある?
レジャーシート等を敷き、満開の桜を眺めて過ごすお花見では、どうしても出来合いの食事に頼らざるを得ません。中には手作りのおかずを持ち寄る場合もあると思いますが、大人になるにつれ、そういったケースも減ってきてしまうのではないでしょうか。そのため、おにぎりやからあげなど、大人数でも食べやすい料理を買い込む場合がほとんどだと思います。
とはいえ、コンビニ弁当やスーパーで買ってきたオードブルでは、どことなく味気なさを感じてしまいがちです。そのためか、最近では特に女性社員の多い会社において、お花見にぴったりの華やかなお弁当に人気が集まっています。女性向けの雑誌やWebメディアでは、例年花見シーズンになると、目にも楽しい花見弁当やケータリングの特集が組まれる程です。
せっかくのお花見、華やかで美味しい物を食べたいという気持ちを持っているのは女性だけではありません。なぜなら、会をより良いものにするために、各店自慢の花見弁当を比較検討するという方は増えてきているからです。こうした傾向は、弁当屋や出前専門店だけではなく、飲食店としても見逃すことができません。実際に著名なカフェやレストランでも、花見シーズン限定で仕出し弁当を用意している場合が多々あります。
花見弁当の中身を考えよう
花見弁当は、なんといっても華やかさが大切です。よって、桜の美しさに負けないような、彩り鮮やかで見た目にも楽しいおかずを詰めることが肝心となります。また、幅広い世代に気に入っていただけるよう、バリエーションに富んだおかずを用意することも重要でしょう。いくつかおすすめのおかずをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ちらし寿司、手まり寿司
ちらし寿司は、花見弁当の定番メニューです。桜を思わせるでんぶのピンクが華やかで、幅広い世代から人気があります。
また、ちらし寿司と合わせてぜひおすすめしたいのが、ころんと可愛らしい手まり寿司です。その名の通り、球状に丸めた酢飯を、サーモンや錦糸卵、きゅうりなどのカラフルな具材で包み込むように握っていきます。具材の入れ方を工夫するだけで、模様をつけることも可能です。一口サイズで食べやすく、大人数でのお花見会にはもってこいなメニューです。
カラフルなサンドイッチ
花見弁当というと和食のイメージがありますが、サンドイッチをはじめとした洋食メニューも喜ばれます。パンにはさむ具材をカラフルなものにすると、より一層華やかになるでしょう。実際、最近では5種類~6種類もの具材をカラフルな層になるように挟んだサンドイッチが注目を集めており、野菜がたっぷり摂れることもあって、若い女性を中心に大変な人気です。
カラフルなサンドイッチにするためには、様々な色の具材を取りそろえるようにしましょう。定番のレタス(緑)やベーコン(ピンク)だけではなく、紫キャベツ(紫)やニンジン(オレンジ)等を加えると、より彩り鮮やかになります。
花をかたどったおかず
花をかたどった野菜や卵焼きなどのおかずは、お花見ムードをぐっと盛り上げてくれます。定番はニンジンやレンコンですが、工夫次第でオリジナリティを出すことができそうです。また、サヤインゲンを葉っぱのように盛り付けると、より一層華やかになります。
からあげ、鶏つくね
花見シーズンには、各スーパーやお弁当屋さんがこぞってオードブルを販売しています。中でもからあげは、冷めても美味しく、食べ応えもあるので、男性陣の胃袋を満足させることができる、大人気メニューの1つです。また、なんといってもお酒に合うので、お花見にはぴったりのメニューです。
カロリーオフの食材で女性ウケを狙うならば、鶏つくねもおすすめできます。刻んだレンコンを入れて食感を良くするのも良し、大葉でくるんで華やかさを増すのも良しのため、お店のオリジナリティを出しやすいのが魅力です。
デザートも忘れずに
デザートも忘れてはなりません。色とりどりのフルーツは、存在だけでお弁当を華やかなものにしてくれます。また、三色団子や桜餅など、お花見ムードを盛り上げる和菓子もおすすめです。さらに、お店で普段出しているスイーツをミニサイズにすれば、春らしさをアップさせることができます。
花見弁当の販売方法
花見弁当の販売方法として、選択肢は2つあります。
ケータリングサービス
ケータリングとは、いわゆる出前のことです。花見弁当の場合は、お客様からご注文を受けたら、お花見会場に直接届けることになります。お客様にとっては手軽で、広範囲にお届けできるのがメリットとなります。しかし、元々ケータリングを行っているお店であれば、すんなりとサービスを開始できるかもしれません。しかし、新たにケータリングをするお店にとっては、配送手段を確保するなど多少手間がかかるのがネックです。
店舗受取
店舗受取では、まずお客様に花見弁当を予約してもらい、指定の日時に店舗まで取りに来てもらう流れになります。直接店舗に来店してもらうことで配送の手間がかかりませんし、必要な分だけを調理することもできます。しかし、店舗付近に花見スポットがない場合は、注文数が伸び悩んでしまう可能性も考えられます。
花見弁当で売上アップさせるコツ
花見弁当の売上をアップさせるには、事前の周知が何よりも大切です。より多くのお客様に「花見弁当の用意」があることをお知らせするためにも、できれば完成品の画像つきで宣伝活動をしましょう。店頭にポスターやポップを掲載する他、ホームページやグルメサイト、SNSを駆使するのがおすすめです。いずれにしても、おかずの詳細をしっかりと伝えられるよう、見栄えの良い写真を載せましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
お花見は春の一大イベントの1つのため、多くの団体客が桜の下に集まります。そのため、団体のお客様に花見弁当を注文してもらえれば、多くの売上が見込めます。また、会社等で気に入っていただければ、毎年のように注文をいただける可能性も期待できますね。自慢の花見弁当を用意して、売上アップを狙いましょう。
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