【2020年最新版】飲食店が登録するおすすめのグルメサイトは?ぐるなび、食べログ、ホットペッパーグルメ、Rettyを比較

飲食店

iPhoneを触る手

飲食店にとってお客様に見つけてもらう努力は欠かせません。グルメサイト・アプリに店舗を登録する集客方法もそのひとつですが、グルメサイトは複数あり、掲載するべきサイトがどこなのかわからない。そう思い悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

「自店舗にあったところに登録したい!」と考えている飲食店経営者の方に、グルメサイトと言えばココ!という4つ「ぐるなび」「食べログ」「ホットペッパーグルメ」「Retty(レッティ)」の各特徴をリサーチした結果をご紹介します。

グルメサイトの選び方とは?

飲食店にとって、営業成績を伸ばすために欠かせないアイテムのひとつが「グルメサイト」となっています。昔は、ホットペッパーなどの紙面の広告は必要不可欠なものとなっていましたが、インターネット社会となった現代においては「紙」ではなく「WEBサイト」をどのように使うのかがポイントとなっています。

そして、グルメサイトの市場も賑わっており、次々と新しいグルメサイトが出ているわけですが、このグルメサイトはどのように選べば良いのでしょうか。そのポイントを紹介します。

サイトの利用者層と自店舗のターゲット層を比較

飲食店に客層があるように、グルサイトの利用者にも「層」があります。ですので、利用を検討しているサイトが…

「どのような層に使われているのか」

「自店舗のターゲット層はいるのか」

ということを確認するようにしましょう。

そうすれば、グルメサイトを使うことで客数を増やすことが出来るでしょう。

登録店舗数をチェック!

利用を検討しているサイトにはどれくらいの店舗数が登録されているのかのチェックも忘れてはいけません。なるべく、登録店舗の多いサイトを選ぶのが良いです。なぜなら、登録店舗数が多いということは、それだけ、そのサイトが人気のある証拠だからです。人気のあるサイト、つまり利用者が多いので集客効果を期待することが出来ます。

利用者数、会員数をチェック!

全てのグルメサイトにあるわけではありませんが、中には「会員登録制度」を設けているところがあります。この数は「サイトの利用者数」を見るのに便利です。利用者数が多ければ、それだけ自店舗の露出が増えるので集客にも繋がりやすいと言えるでしょう。

利用料金を比較しよう!

最近では登録が無料のグルメサイトも増えてきましたが、中には、有料プランによって、検索上位に表示したり、店舗を目立たせたりするオプションを設けているサイトがあります。有料登録することによって、恩恵を受けることができますので、予算が許せば有料登録した方が良いでしょう。

ただ、この金額においてもグルメサイトによって差がありますので、必ずそれぞれを比較して一番良いサイトを選ぶようにしましょう。

4つのグルメサイトの比較表

まず、公表されている情報をもとにして有名グルメサイト4つの特徴・サービス内容を比較してみましょう。規模や概要と特徴的なサービス内容を分けてリストアップしていきます。

規模・概要

サイト 登録店舗数 利用者数 クーポン 費用
ぐるなび 約16万件
※有料店舗約6万店
利用者数:5,600万人/月
会員数:1,885万人
あり プラン3種類
無料〜
食べログ 約90万件
※有料店舗約2.6万

利用者数:約1億647万人/月
有料会員:160万人

あり プラン4種類
10,000円〜100,000円
ホットペッパーグルメ 約9万件 ネット予約数:7,170万人/年
(利用者数はより多いと予想)
あり プラン5種類
要問合せ
Retty(レッティ) 約80万件 月間3,000万人/月 あり

プラン3種類

16,000円〜

各サービスの特徴

それぞれのサービスと使用するユーザー属性の特徴をまとめてみます。

ぐるなび

運用年数が長く、ユーザーに浸透しているのがぐるなびです。販促正会員プラン(5万円~/月)ではお店に合ったオーダーメイドの年間販促プランを構築・サポートしてくれるため、広告・販促の費用を節約できます。

運営会社:株式会社ぐるなび

その他の機能や特徴

  • リアルタイムに情報発信
  • 24時間365日予約受付
  • ダイレクトアプローチ
  • 会員化によるリピート促進
  • 外国語のページ作成

食べログ

登録店舗数が多い食べログは、集客力アップのための様々な機能が満載です。店舗のクチコミランキングが5段階で表示されるためわかりやすく、その点数もユーザーの信頼度によって重みづけされています。

運営会社:株式会社カカクコム

その他の機能や特徴

  • 広告枠における露出アップ
  • 店舗ページの情報充実
  • 24時間インターネット予約
  • ゴールデンタイム強化
  • 効果分析・トレンドレポート

ホットペッパーグルメ

クーポンが充実しているのがホットペッパーグルメです。店舗ページを専門スタッフが作成してくれるため、知識がなくても魅力的な店舗ページが作成できます。プランによって掲載順位が異なり、有料会員になると販促に関してのアドバイスをもらうことができます。

運営会社:株式会社リクルートライフスタイル

その他の機能や特徴

  • 高い操作性
  • インターネット予約
  • レポートに基づいた継続的な提案・フォロー

Retty(レッティ)

新興のサイトながら急激に利用者を伸ばしているのがRetty(レッティ)です。クチコミは実名での投稿が基本となっており、信頼できる友人や好みの合う人から自分にぴったりなお店を探すことができます。

登録店舗や利用者数は他のサービスと比べると少ないですが、アプリのアクティブ率が高い傾向にあるようです。

運営会社:Retty株式会社

では、自分のお店はどのグルメサイトに掲載すればいいのか、ケースごとに考えてみましょう。

  • WEBにおける効果的な販促方法について教えてほしい(相談したい)
    →年間の販促プランを構築してくれるぐるなびや、WEB集客を全面的にサポートしてくれるホットペッパーグルメがおすすめです。
  • 掲載した結果、効果検証の分析レポートを詳細に見たい
    →効果分析、トレンドレポートを送付してくれる食べログ(50,000~/月のプラン)がおすすめです。
  • WEBはもちろんスマホアプリにおける露出も重視したい
    →アプリのアクティブ率が高いRetty(レッティ)がおすすめです。
  • 信頼性が高い口コミを獲得したい
    →実名で口コミを投稿するRetty(レッティ)やユーザーの信頼度が高い食べログがおすすめです。

次からは、どのようにグルメサイトに登録して活用するかを解説します。

グルメサイトに登録するには?

各サイトの登録用問い合わせ欄のフォーマットを使って問い合わせることからスタートします。WEBでやりとりする場合と先方の担当者が来訪してくれる場合がありますが、直接話したい場合はその旨を伝えましょう。

グルメサイトに掲載しただけで来店数が増加したり、客単価が上がったりするというものではありませんが、下記にリストアップするポイントに気を付ければ、効果を実感していただけやすくなると思います。

  • まずは無料プランを試すことから始めて、試行錯誤をする
  • 無料プランの効果を感じられても感じられなくても、その経験をもとに一度有料プランを選んで効果を見てみる。ただし、あとから振り返るときは費用対効果を充分に考慮すること
  • グルメサイトへの掲載は集客のためのひとつの手段でしかないため頼りすぎないこと

売上と利益を上げるためには、味の良さ、メニュー構成、接客態度、サービス体制など、飲食店としての基本的な努力を怠らないようにしてリピート客を増やすようにすることが大事です。お客様を満足させれば、口コミを通じて自分のお店をアピールしていただけます。お客様に来店していただいて満足させ、口コミを書いてもらう循環を生み出すことでグルメサイト内での評判も自動的に上がっていきます。

グルメサイトで成果を出す方法

グルメサイトで成果を出す方法は、機能を使いこなすことはもちろん、同時にお客様にお店の雰囲気やメニューを効果的に訴求できるキャッチコピー、写真、プランなどを用意することです。

キャッチコピーの書き方、写真の撮り方、宴会プランや期間限定メニューの表示方法、来店客へのクーポンの表記など、どうしたら注目を浴びるかの基準はそれぞれのサイトのデザインによって違います。サイトの特徴を把握したうえで、担当者と相談してみると思いつかなかったコツやPR方法が見つかるはずです。

グルメサイトで成果を出すために以下の取り組みを行ってみて下さい。

グルメサイトのオプション機能を活用しよう!

各グルメサイトにはオプション機能が付けられています。よくある例でいえばクーポンなどでしょうか。こういったオプションを使うことによって、お客さんはお得にお店を利用できるので来店の動機付となります。

特に初めていく店舗だと「クーポンがあるから行こうか」となり、気安く足を運ぶ傾向にあります。つまり、クーポンを使うだけで新規顧客を簡単に集められるのです。

複数サイトに登録して露出度を上げよう!

グルメサイトは、どれか一つにしか登録してはいけないという決まりは一切ありません。ですので、気になったグルメサイトがあるときは、それらすべてに登録をしてしまいましょう。

2つ登録すれば2倍、3つ登録すれば3倍の露出となります。ただ、数多く登録すれば良いというわけではなく、先ほどお伝えしたように「サイトの利用者層」を見極めて、なるべく違う層の利用者にアプローチしていくのが理想です。

ただ、お店がターゲットとしている客層があるでしょうから、色々な客層にアプローチといっても「お店のターゲット層ではないサイト」には登録する必要はないと言えます。

イベント時には思い切って広告費を使おう!

グルメサイトは使い方を工夫するだけで、爆発的な威力を生み出すことが出来ます。例えばお店で1周年記念イベントをするなど「特別なこと」をする時にはグルメサイトに広告を出して注目を集めるのはとても効果的です。

イベントというのは、全てのお店がしているものではありません。ですので、イベントを打ちだし、広告で露出を高めることによってイベントも成功して、そのイベントをきっかけに新しいお客さんを掴むこともできることでしょう。

このようにグルメサイトは使い方一つ、そして選び方一つでその結果が大きく変わってきます。先ほどもお伝えしましたが、グルメサイトの活用は飲食店が今の時代を勝ち抜くために必須のツールとなっているので、ぜひ、使い方をマスターして集客に繋げて欲しいと思います。

まずは無料で始められるものからチャレンジを

初めから複数サイトを運営するよりも、まずは無料で開設できるものから試してみましょう。その中から自身で運営しやすいもの一つに注力して、うまくいけば他のグルメサイトに横展開していく方法をおすすめします。

グルメサイトから行くお店を探すユーザー数は増加を続けています。その観点から見ても、効率のいい集客を行うためにグルメサイトの運用は欠かせません。まずはあなたのお店のコンセプトや来店する顧客層に合うグルメサイトを見つけて運用してみてください。きっと、より多くのお客様にお店を知ってもらえるはずです。

集客方法はグルメサイトだけではありません!こちらの記事も是非参考にしてください。

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