【飲食店事業者向け】Go To Eatキャンペーンとは?参加条件や加盟店登録方法などをご紹介します。

コロナ対策

居酒屋ランチイメージ

2020年10月1日から農林水産省によるGo To Eatキャンペーン事業が始まりました。
本記事ではこの事業の概要と飲食店がキャンペーンに参加する方法などを詳しくご紹介します。

Go To Eatキャンペーンの概要

「Go To Eatキャンペーン事業」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出の自粛等の影響で甚大な影響を受けている飲食業に対し、期間を限定した官民一体型の需要喚起を図るものです。

以下2つの施策が行われます。

  • プレミアム付食事券の発行
  • オンライン飲食予約の利用によるポイント付与

詳しくみていきましょう。

プレミアム付食事券の発行

プレミアム付食事券は各都道府県等の地域単位で販売されます。
実際の利用にあたっては購入した自治体の各地域の飲食店でしか使えないため注意が必要です。

※農林水産省「Go To Eat キャンペーン」サイトより引用

  • プレミアム付食事券は国がプレミアム分の販売差額を負担します。 (例)12,500円の食事券を10,000円で購入可能
  • プレミアム付食事券で支払う際はお釣りは出ません
  • 購入制限:1回のご購入にあたり20,000円分まで ※地域によっては購入上限が16,000円分までの場合があります。
  • 販売期間:2021年1月末まで
  • 有効期限:2021年3月末まで

オンライン飲食予約の利用によるポイント付与

キャンペーン期間中にオンライン飲食予約サイト経由で予約・来店をしたお客様に対し、次回以降にキャンペーン参加飲食店で利用できるポイントを付与します。

オンライン飲食予約でのポイント付与フロー※農林水産省「Go To Eat キャンペーン」サイトより引用

  • 付与されるポイント:昼食時間帯は500円分、夕食時間帯(15:00~)は1,000円分ポイントを付与
  • ポイント付与の上限:1回の予約あたり10人分(最大10,000円分のポイント)
  • ポイント付与の期間:2021年1月末まで
  • ポイントの利用期限:2021年3月末まで

ポイント付与のタイミング

各オンライン飲食予約業者によりタイミングが異なります。10/7時点では下記の通りです。飲食業者によりポイント付与の方法やタイミングが異なっているため、詳しくは各サイトをご確認ください。

オンライン飲食予約業者 ポイント付与タイミング
ぐるなび 来店日翌日〜8日目
食べログ 来店月の翌月10日頃まで
Yahoo!ロコ飲食予約 来店日7日後以降
一休.comレストラン 来店月の翌月10日
EPARK -
EPARKグルメ 来店から5日前後
HOT PEPPERグルメ 来店から7日後 (10月23日までに来店の場合は
システム都合により以下となります。
10月1日~15日来店分:2020年10月29日
10月16日~23日来店分:2020年11月9日)
favy 来店日の翌週木曜日 ※
トレタ 来店日の翌週木曜日 ※
オズモール 来店月の翌月11~15日
Retty 来店翌日から8〜14日後
LUXA -
ヒトサラ 来店日の翌日〜翌月3日頃
Chefle -
大阪グルメ 店舗からの申請後、約5営業日後

「pokepay」アプリの登録が必要。詳細はこちら キャンペーン特設サイト | FTP

Go To Eatキャンペーンに飲食店が加盟するための登録条件

飲食店がこのキャンペーンに参加する場合には、新しい生活様式に従った店舗運営を行うことが条件となっており、具体的には以下のような内容を遵守することが求められています。

  • 店舗入り口や手洗い場所には、手指消毒用に消毒液を用意する。
  • 店内には適切な換気設備を設置し、徹底した換気を行う(窓・ドアの定期的な開放、常時換気扇の使用等)
  • 他グループの客同士ができるだけ(最低1m以上空くように間隔を空けてテーブル・座席を配置するか、テーブル間をパーティション(アクリル板又はそれに準ずるもの)で区切る。カウンター席は、他グループの客同士が密着しないよう適度なスペースを空ける。
  • 一つのテーブルで他グループと相席する場合には、真正面の配置を避けるか、テーブル上をパーティションで区切る。

そのため以下の業態の場合は対象外となっています。

  • 店内飲食をメインとしない店舗(デリバリー専門店・持ち帰り専門店・移動販売・カラオケボックス)
  • 接待や遊興などを伴う店舗(キャバクラ・ショーパブ・ガールズバー・ホストクラブ・スナックや料亭などの接待を伴うもの)

自治体によっては独自の基準を設けているところもあるため、下記リンク先のPDFを確認してください。

プレミアム食事券やオンライン飲食予約ポイント付与の利用対象店舗になるための登録申請

オンライン飲食予約受付のイメージ

プレミアム食事券の利用可能店舗、オンライン飲食予約の利用によるポイント付与対象店舗となるにはそれぞれに登録申請が必要です。

プレミアム食事券利用可能店舗の登録申請

地域の自治体から申し込みを行ってください。各問い合わせ先は以下から確認できます。

オンライン飲食予約対象店舗の登録申請

以下のオンライン飲食予約事業者で登録が可能です。

  • ぐるなび
  • 食べログ
  • Yahoo! ロコ飲食予約
  • 一休com.レストラン
  • EPARK
  • EPARKグルメ
  • HOT PEPPERグルメ
  • favy
  • トレタ
  • オズモール
  • Retty
  • LUXA
  • ヒトサラ
  • Chefle
  • 大阪グルメ

予約事業者によって送客手数料・入金タイミングなどが異なるため、農林水産省の専用ページを参考にして登録を検討してください。

追記:Go To Eat Tokyoプレミアム付食事券開始について

2020/11/20よりGo To Eat Tokyoキャンペーンが始まります。
販売される食事券はアナログ食事券・デジタル食事券の2種類で、ネットもしくは専用ハガキにて2020/11/19より申し込みが可能です。

アナログ食事券

アナログ食事券を購入する際には引換券が必要です。引換券はスマートフォンもしくは専用はがきから申し込みが可能です。発行した引換券を販売場所で提示することで、アナログ食事券を購入できます。

デジタル食事券

デジタル食事券はYahoo! JAPANのデジタルチケット販売サービスPassMarket(パスマーケット)にて抽選の申し込みが可能です。抽選後、当選した場合にのみ送付される購入案内メールにて、デジタル食事券を購入できます。

Go To Eat Tokyo加盟店登録申請

飲食店が加盟店として登録するには、加盟店登録申請が必要です。

申し込みは令和2年10⽉21⽇から開始されており、申し込み後は順次審査を行い、加盟店キット一式が送付される流れになっています。以下フォームより申し込みが可能です。

詳しい情報についてはこちらを確認してください。

さいごに

本記事は2020年11月時点のものです。
最新情報は農林水産省の発表や公式サイトでご確認ください。
不明点などの確認は専用のコールセンターも合わせてご利用ください。

Go To Eatキャンペーンコールセンター

  • 電話番号:0570-029-200
  • 受付時間:10:00〜17:00 ※12/29〜1/3除く

【店舗経営においてはPOSレジが欠かせない】

店舗を経営するにあたって、今やなくてはならないのが「POSレジ」です。POSレジ一つで日々の業務効率化だけでなく、売上管理・分析等を行うことが出来ます。

現在はiPadなどを用いた「タブレット型POSレジ」が主流になっており価格も月々数千円~で利用出来るようになっています。機能性も十分に高く、レジ機能はもちろん、会計データの自動集計により売上分析なども出来るため店舗ビジネスをトータルで効率化させることが出来ます。

「機能を使いこなせるか不安」という方には、操作性が高い「ユビレジ」がおすすめです。業種を問わず累計3万店舗以上で導入されているタブレットPOSシステムで、月々6,900円(税別)からご利用いただけます。

実際の操作方法などが気になる方には無料のオンラインデモも対応可能!まずはお気軽にご相談ください。

▶︎無料オンラインデモで操作性を確かめてみる