空前のカフェ開業ブームが続く今日の日本では、これからカフェを開業される方が数多くいらっしゃるかと思います。カフェを開業予定の方にとっては、店舗の備品、インテリアを整えることは楽しみの1つでもあるでしょう。
カフェ営業の目的には、お客様にお飲み物やお食事を提供すること以外に、お客様にほっとする「くつろぎの空間」を提供することも含まれているでしょう。「くつろぎの空間」を提供するうえでも、お店のテーブル選びは重要なカギを握ります。
そこで今回は、カフェにおけるテーブルの重要性について考え、選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
カフェにおけるテーブルの重要性
カフェにとってテーブルが果たす役割は、「お店の飲食物を提供する空間」であることや、パソコン作業をするお客様のデスクとなることもあるでしょう。
そんなカフェのテーブルを適当に決めてしまうと、問題が生じてしまうことがあります。では、なぜテーブルがそこまで重要なのでしょうか?
お店の雰囲気とイメージがきまってしまう
お店の内装をいくらきれいにしていても、設置するテーブルとイスのセンスが良くない、またはお店の雰囲気と合っていないものを選んでしまうと、来店したお客様は「違和感」を感じてしまいます。つまり、内装には手をかけず簡素にした場合でも、テーブルと椅子でセンスを演出できれば、「あ、このお店センスが良い」と思ってくれるほど、テーブルと椅子が果たす役割は重要と言えるのです。
お店の回転率を決める
カフェにとってテーブルの数は、お客様が入店できる限度を意味します。カフェはお客様にくつろいでもらう場所であるというお話は冒頭にて行いましたが、その前に重要なのが「お店の経営」としての視点です。つまり、テーブルのセンスはもちろん重要ではありますが、「お店の回転率を考慮する」ということも大切なのです。
仮に、お客様のくつろぎ空間を重視するために落ち着けるテーブルを選んだとしても、居心地が良すぎるためお客様に長居されてしまうこともあります。反対に、効率を重んじるがあまりくつろげない高さのテーブルを選んだのなら、お客様に「あそこのカフェは落ち着かない」というイメージを持たれてしまい、再来店につながらない結果となってしまうかもしれません。そのため、テーブルを選ぶ場合は、どのようなコンセプトのカフェにするかしっかりと考えたうえで選ぶ必要があるのです。
カフェテーブルを選ぶときのポイント
カフェに適したテーブルを選ぶ基準は、具体的にどのような点があるのでしょうか。テーブルの注文時、業者がテーブル素材のサンプルや画像を持っていますので、サンプルに従って発注するのが一般的です。テーブルの脚と天板は別料金になっていることが多いですので、料金体系をきちんと確認しましょう。
テーブルの人数と台数調整
お店の坪数を考えて、何人ぐらいの来店を最大とするかを予め設定します。カフェで使うテーブルは2人掛けが最小単位で、4人掛けのテーブルもあります。初期投資はかさみますが、一番効率の良い方法としては、2人掛けのテーブのみを用意することです。そうすれば、3人以上のグループで来店されたお客様に対してのみ「必要時にくっつける」といった対応ができるので、利便性が良いでしょう。
形、サイズ
丸テーブルはおしゃれ感がある場合もありますが、四角い方が店内のスペースを無駄なく使えます。ただし、お店の外に「オープン席」がある場合は、丸テーブルのほうが落ち着く空間が演出できます。
一般的なカフェで使用する四角いテーブルの大きさは、以下のとおりです。飲み物の提供が中心になるカフェの場合は、50センチ角でも十分でしょう。
- 50センチ角
- 60センチ~65センチ角
- 65センチ~70センチ角
材質
飲食店で使われるテーブルには、ざっくり以下のような種類がありますので、予算と用途別に選んでください。上から高級な順に並べています。メラミンは最も安価な素材のため、チープな印象になりがちです。一方、高級なものでも定期的なメンテナンスが必要になる場合もあります。デザインは、お店の雰囲気と内装の色合いを考えて選びましょう。
- むく材
- 練付合板
- アルミ天板
- メラミン化粧版
カフェテーブルはどこで手配すればいいの?
カフェのテーブルは、どこで手配すれば良いのでしょうか? 以下に例を挙げてみました。
内装を頼んだ業者に申し込む
開店時に内装を工事してもらった業者が、店舗家具のカタログをもっていることが多いです。カタログを持っている場合は、工事開始当初に案内があると思いますので、業者に頼んでしまった方がトータルコーディネートはしやすいでしょう。また、業者の中にはプロのインテリアコーディネーターなども在籍していることがありますので、必要時にはプロの知恵を借りるのも良いでしょう。
安価に済ませる場合はネットで購入
業者に頼んでしまった方が、楽でかつセンスの良いものが手に入ります。しかし、開店予算をたくさんかけられない場合もあるでしょう。そのような時は、インターネットでいくらでも安価なものが手に入りますので、一度参考にしてみてください。
業者用備品のショールームなどに足を運ぶ
店舗備品を専門に扱っている業者をいくつかピックアップして、ショールームを見にいきましょう。見本を展示している業者も数多いので、現物を見て決めるのが一番確実な方法です。
まとめ
いかがでしょうか?
カフェのテーブルを選ぶ際に考慮しなければならないことは、思いの外多いものです。しかし、念願のカフェを作るうえでは楽しい工程でもあるでしょう。しっかり検討し、後悔のない選択をしましょう。
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