
カフェ業態の飲食店は他の業態の飲食店とは異なり、お客様の回転率を重視しない傾向にあります。そのため、勉強や仕事をする方、読書をする方、友人や恋人と語らう方のために、ゆったりとくつろげるような空間を提供することも大切です。
そのようなカフェだからこそ、お客様が座る椅子にもこだわらなければなりません。椅子には、お客様が長時間座っても苦にならないような、質の良い製品を選ぶことが重要です。お客様が長時間座っても苦にならないという条件を満たす製品としておすすめなのが、くつろぎの空間にもぴったりな「カフェソファ」です。
そこで今回は、カフェでソファを置く理由やソファを置くデメリットとその解決法、そしておすすめのカフェソファについてご紹介いたします。
カフェでソファを置く理由
カフェにおいて、客席の椅子は重要な役割を持っています。なぜなら、カフェはレストランや居酒屋とは異なり、「ゆったりと過ごす」ことを念頭に利用されるお客様が多いので、長時間腰かけても腰やお尻が痛くならないような椅子が喜ばれるからです。実際、多くのカフェで採用されている椅子は腰に負担の少ないデザインになっていたり、クッションが置いてあったりと座席の空間づくりに趣向を凝らしているカフェがほとんどです。そんな中でおすすめの椅子が、カフェソファです。
カフェソファは、通常のチェアーと異なりゆったりと腰かけることができ、お客様におくつろぎいただくためにはぴったりです。いくら座り心地の良いチェアーにふかふかのクッションを置いたとしても、長時間同じ姿勢でいるとどうしても体が疲れてしまいます。ソファであれば少しくらい姿勢をくずしても問題がありませんので、退店までお客様に気持ちよくお過ごしいただくことができます。
また、1人掛け専用のコンパクトソファを用意するのもおすすめです。1人掛け専用のソファでも座り心地が良いのは変わらず、さらには場所を取らないので、狭い店内にも置きやすいのが利点です。
カフェでソファをおくデメリットはある?
ここまでご紹介した通り、カフェソファには様々な利点があります。しかし、お店が狭い場合や既に椅子があるお店に導入する場合は、ソファを設置するために考えを巡らせる必要があります。以下にカフェソファを置くデメリットとその解決方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
スペースを取ってしまう
ソファタイプはどうしてもスペースをとってしまうので、既にテーブルなどの配置が決まっている場所に置くと、空間に余裕がなくなってしまうこともあります。それならばと座席数を減らすとお客様の受入数にも影響しますので、店内が狭い場合は、先ほどご紹介した1人掛けタイプのコンパクトソファを使用するのが良いでしょう。
どうしても横に長いソファを使用したい場合は、テーブルの片側を横に長いソファで埋めてしまうのも良いでしょう。イメージとしては、ファミリーレストランなどでよく見られるタイプです。これなら空間を有効活用しつつ、狭さを感じさせることがありません。
レイアウトが難しい
既に座席の配置が決まっている場合は、新たにソファを投入すると、せっかくのレイアウトが崩れてしまうこともあるでしょう。なぜなら、単に椅子をソファに変えるだけでは座席間が窮屈になってしまう、テーブルと高さが合わないといった諸問題が発生し、場合によっては座席のインテリアを一新する必要があるからです。ソファを投入する際は、他のインテリアとの相性を加味しつつ選ぶようにしましょう。
カフェソファにはどんなタイプがある?
カフェに設置するソファの参考として、様々なカフェソファをご紹介いたします。以下でご紹介するカフェソファから、お店のコンセプトや雰囲気に合った、カフェにぴったりのソファを探し出してみて下さい。
- ウッドフレームのソファ
カフェソファというと、ウッドフレームのナチュラルなソファを思い浮かべる方が多いかもしれません。素材やカラーによって雰囲気ががらりと変わるので、シックな店内にもよく合います。全体を落ち着いた印象でまとめたいカフェにおすすめです。 - L字タイプ
L字タイプのソファは、他のソファと比べて、よりゆったりとくつろぐことができるのが特徴です。大人数で来店されるお客様にも対応できるので、女子会やママ友会など、より広いニーズを満たすことができます。 - 1人掛けソファ
コンパクトな1人掛けソファは、場所を取らないので狭い店内にも置きやすいのが利点です。背もたれと肘掛が体を包み込んでくれるので、コンパクトさとくつろぎを両立しています。店内にあるインテリアと同じトーンで揃えるのも良いですが、あえて差し色をアクセントとして利用するのもおすすめです。
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カフェソファを選ぶポイント
カフェソファを選ぶ時には、以下のポイントに注意してみましょう。お店の内装にぴったりのソファを見つけることができれば、くつろぎ効果だけではなく、雰囲気づくりにも一役買ってくれるでしょう。
座席スペースの広さ
まずは、店舗の座席スペースの広さを測ってみましょう。狭いスペースに大きなソファを設置すると座席は広く使えますが、体感としては窮屈に感じてしまいます。
テーブルの高さ
ソファは、座った時にちょうど良い高さのテーブルと合わせましょう。ソファの素材によっては座った時に深く沈むので、できれば寸法だけではなく、実際に座った時の高さを加味するのがベストです。
座り心地
カフェソファはネット通販でも購入することができますが、実際の座り心地を体感するためにも、直接店舗に赴いて購入するのが良いでしょう。また、クッションを置く場合も、できるだけ現物を見て購入を決めるのがおすすめです。
店内の雰囲気やコンセプト
ソファは存在感のある家具なので、デザインも重視してみましょう。お店のコンセプトにぴったり合うソファを選べば、それだけで完成された雰囲気を作り出すことができるでしょう。
カフェソファはどこで探せるの?
ネット通販はもちろんのこと、IKEAやニトリをはじめとした大手インテリアショップ、輸入物やヴィンテージ物を取り扱う小さなインテリアショップでも探すことができます。
ソファの座り心地やカフェのイメージもあると思いますので、近くに店舗がある場合は、できるだけ製品に直接触れてから購入するようにしましょう。また、同じデザインのソファをいくつか購入する場合もあるかと思いますので、通販や配送サービスに対応しているお店を選ぶと良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
カフェソファは、くつろぎの空間づくりに一役買ってくれる重要なアイテムです。お客様がゆったりとおくつろぎいただけるカフェをつくることは、リピーターの獲得にも繋がります。お客様により良い時間を提供できるよう、お店にぴったりのソファを選びましょう。
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