オーストラリアワインとは?特徴を知ってメニューに取り入れよう!

飲食店

オーストラリアのワインとぶどう

ワインといえばイタリア産やフランス産のものが有名ですが、近頃注目を集めているのが温暖なオーストラリア原産のワインです。市場に出ている数はまだまだ少ないのでいまいちピンとこないかも知れませんが、実はオーストラリアはワインの生産量で世界トップ10に入っていたり、世界的な賞を受賞していたりと、ワイン好きの間では高い評価を得ているのです。

お店に置いておけば、ワイン好きなお客様に一目置かれること間違いなしのオーストラリアワイン。では、オーストラリアワインとはどのようなものなのでしょうか?ワインをより楽しむためのメニューも併せてご紹介していきます。

オーストラリアワインとは

ワインと葡萄

オーストラリアワインの歴史は比較的浅く、1700年代に海軍によってブドウの木が持ち込まれたところからはじまりました。オーストラリア原産のワインが脚光を浴びたのは、それから約200年後の1960年。「グランジ」という名のワインが20世紀最も偉大なワインの1本に数えられます。

その後は技術の進化や、若い生産者たちによる今までにない独創的なワインが人気を博し、世界的な需要は高まる一方です。オーストラリアワインはオーガニックの考えに基づいたナチュラルワインが主流となっており、近年健康志向の高まる日本でも、徐々に知名度が上がってきています。

オーストラリアワインは高品質でありながらリーズナブルな価格が特徴で、広大な土地を有していること、年間を通して産地の気候が安定していることが理由とされています。一年を通して価格が安定していることから、小規模経営の飲食店にとっても手の出しやすい品種です。

ぶどうの品種はどんなものがある?

オーストラリアのぶどうの品種

太古から続くオーストラリア大陸は、実に様々なタイプの土壌に恵まれています。そのため多種多様なブドウ品種が栽培されていますが、今回は代表的なものをいくつか紹介していきます。

シャルドネ

シャルドネは世界中で支持されている白ブドウ品種です。オーストラリア産のワインの中でも、特に人気が高いのがこちらになります。オーストラリア産のシャルドネはフレッシュでフルーティな風味が特徴で、ブドウの味をしっかりと感じられるものが多いといわれています。

カベルネ・ソーヴィニヨン

オーストラリア産の黒ブドウで特に人気なのがカベルネ・ソーヴィニヨンです。カベルネ・ソーヴィニヨンはオーストラリアの気候や風土にぴったりな品種で、色合いも風味も濃厚なものが収穫されます。 

シラーズ

シラーズは一般的には「シラー」と呼ばれている品種で、オーストラリアにはフランスから伝承しました。オーストラリア全土のブドウ畑で、最も栽培面積が大きいのがこのシラーズです。シラーズは元々スパイシーな味わいが特徴の品種なのですが、そうした風味は涼しい気候である程強まることが分かっており、温暖なオーストラリア原産のシラーズは比較的まろやかなで飲みやすい風味を持っています。

オーストラリアワインの主な生産地

オーストラリアのワイン産地

世界6位の国土を誇る広大なオーストラリアでは、場所によって気候や風土に差があり、それによって実に様々なタイプのブドウが栽培されています。国内で特にワイン造りが盛んな州は以下の5つです。

南オーストラリア州

オーストラリア最大のワインの生産地で、温暖な気候と冷涼な気候を持つ土壌をそれぞれ有しています。代表的な品種はカベルネ・ソーヴィニヨンです。また、国内の大手ワイナリーの多くがこの南オーストラリア州に本社を構えています。

ヴィクトリア州

南オーストラリア州が大手ワイナリーの拠点であるのに対し、ヴィクトリア州には中小規模のワイナリーも多数あり、作り手それぞれに独創的なワインを生産しています。代表的な品種はシャルドネやピノ・ノワールです。

タスマニア州

タスマニア州では冷涼な土壌を生かしてピノ・ノワールが栽培されています。今回紹介する5つの州の中では比較的知名度が低いものの、愛好家の間では名産地に数えられる地域です。

西オーストラリア州

西オーストラリア州はブドウ畑の面積こそ少ないものの、質の高いワインを生産しています。年々生産地を増やしていることや、世界的にも有名な生産者が多いこともあり、近年注目を集めている地域です。 

ニュー・サウス・ウェールズ州

オーストラリアで最も歴史のあるワイン生産地です。主に熟成された赤ワインを生産していますが、シャルドネをはじめ、セミヨンやシラーズなど多くの品種を抱えている一大産地です。

オススメのオーストラリアワイン

オーストラリアのおすすめワイン

続いては、オーストラリアワインの中でオススメの商品を紹介していきます。日本でも気軽に入手できるものばかりですので、お店に置くワインを選ぶ際の参考にしてみて下さい。

ダブル・バレル カベルネ・ソーヴィニヨン

ワイン樽とウイシキー樽、ダブル・バレルの二重の熟成によって芳醇な香りが醸し出されるまろやかな赤ワインです。渋味と深みのある果実、そしてウイスキーのような風味と複雑な味わいが特徴です。珍しい製法のワインは話のタネにもなり、カジュアルな場面から特別な日まで幅広い需要があります。

グランジ

先ほどご紹介した「グランジ」は今やオーストラリアを代表するワインの1つ。少々お値段は高くなりますが、オーストラリアワイン発展の礎となった最高峰の味が楽しめます。

ビン8 カベルネ・シラーズ

「グランジ」を造り出したペンフォールズというワイナリーのリーズナブルな1本です。その技術力の高さは折り紙つきで、複雑な味わいとなめらかな口当たりが特徴的です。

オーストラリアワインに合う料理とは

オーストラリアワインにあう料理

ワインには美味しい料理が欠かせません。オーストラリアワインに合う、オススメの料理をご紹介します。

ミートパイ

ミートパイはオーストラリアで日常的に食されている料理の1つです。ワインと合わせる場合は牛ひき肉を使い、胡椒を多めにしてスパイシーな味わいにすると喜ばれます。

ラムチョップ

オーストラリアではラム肉、特にラムチョップが広く親しまれています。バーベキューだけではなく、カジュアルなお酒の席でもよく食され、お客様にさながらオーストラリア旅行をしているような気分を堪能いただけます。

オージービーフ

日本のスーパーでも手軽に購入できるオージービーフは、オーストラリアワインと相性抜群。塊肉をステーキにするも良し、ローストビーフにするも良し。様々なメニューに応用が利きます。 

まとめ

オーストラリアのワイン畑

いかがでしょうか?

年々地位が高まりつつあるオーストラリアワインをお店に置けば、ワイン好きのお客様から一目置かれること間違いなし。リーズナブルなお値段で高品質なワインを入手できるため、お店を立ち上げたばかりのオーナーにもおすすめできます。お酒のすすむ料理と併せて、お客様にとっておきのワインを提供しましょう。

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